排便コントロール不良の患者のアセスメントや標準看護計画について

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    By看護研究科 小日向 さくら

    みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくらです(@lemonkango)です。

    今回は、排便コントロール不良の患者のアセスメントや標準看護計画について解説したいと思います!

    周手術期の成人看護、母性看護、老年看護でも使用できるように排便コントロールについて解説していきたいと思います。

    はじめに排泄の定義について解説しておきたいと思います。

    生命維持のための必要な物質を体内に摂取し、その物質代謝の結果、燃焼した栄養素の分解産物、または老廃した細胞の分解産物等の老廃物が組織内から血液中に送られ、いろいろな器官から体外に排出されます。

    これを排泄(排尿・排便)といいます。


    吹き出し イラスト6

    排便コントロール不良の患者のアセスメントや標準看護計画について



    1.排便コントロールの看護問題

    #1健康管理の変調
    #2ノンコンプライアンス
    #3栄養状態の変調/栄養不十分
    #4体液量の過剰/浮腫
    #5感染の潜在的状態
    #6活動不耐
    #7安楽の変調
    #8不安
    #9自己概念の障害


    になります。

    2.看護計画について解説します。

    看護問題
    便秘リスク
    看護計画
    観察項目(O-P)  

     -1患者の性格ストレスの原因や対処行動
     -2食欲、睡眠状況
     -3治療、検査への協力の有無
     -4不安の訴え表情、行動、緊張感、興奮状態
     -5コミュニケーションの方法
     -6痛み、苦痛の内容の程度、不安の有無
     -7疾患や治療の認識の程度、理解度
     -8今までのストレスの対処方法
     -9家族関係


    援助計画(T-P)


     -1より良い人間関係を保ち支持的態度で接し傾聴する。
     -2ストレッサーを明確にしできるだけ除去する。
     -3医師からの説明をどのように理解しているのか把握する。
     -4安静を保てるよう環境を整える
     -5不眠時は、指示により睡眠剤を与薬する。
     -6興奮時は、事故や危険防止に努める。
     -7自尊感情が高まるように対応する。
     -8今までのストレスの対処方法を聞き、今その方法が使えるか話し合う。
     -9訴えをよく聞く
     -10気分転換を図る。
     -11同じ悩みをもつPtとの交流の場を持つ。


    教育計画(E-P)

     -1家族とのコンタクトを図り、病状の説明と情報的サポートの必要性を説明する。
     -2知りたいこと、不安なことは、何でも質問するよう促す。

    3.看護学生さんが必要な看護計画についてご紹介します。

    #6活動不耐
    #7安楽の変調
    #8不安

    についてよく看護計画として使用されますのでご紹介したいと思います。


    #8 不安 看護診断 症状悪化kや治療計画、予後に関連した不安

    患者目標
    不安に気づき、対処方法を活用する


    観察項目(O-P)

    1.疾患の進行と症状に関する理解度
    ・経過と現在の自覚
    ・他覚症状
    ・予後

    2.食事量、薬物との関係

    3.不安反応の有無
    ・言語的表現  不安の言葉での情報 呼吸、脈拍、血圧、緊張など
    ・生活行動面の変化 食欲、排泄、睡眠 清潔、活動、姿勢、表情
    ・心理・社会的反応 感情、知覚、注意力、判断力 人間関係、役割関係 コーピング能力

    4.ライフスタイル
    ・職業と役割機能、趣味、性格
    ・生活習慣

    5.家族や他者の反応
    ・疾患に関する理解度 ・家族の支援能力と状況

    援助計画(T-P)

    1.不安の原因を患者が明らかにする
    ・聞く姿勢を持つ
    ・患者が決定できるような質問
    ・言葉で表現するように促す

    2.感情づくり

    3.患者とよい人間関係を作る

    4.気分転換活動、レクリエーションへの参加
    ・散歩、読書、ゲーム

    5.家族へも同じように援助する


    教育計画(T-P)

    1.現在の病状と治療について確認と正しい指導

    2.不安を示す特徴の認識方法

    3.不安の表現方法

    4.不安の軽減方法
    ・人と話す
    ・そばに居てもらう
    ・簡単な仕事やスポーツをする
    ・専門家の援助を受ける 5.適応行動への指導
    ・患者が適応方法を身に着け、自分のペースで解決する
    ・物事を良い方向に考える
    ・新しい関心事や興味を持つ
    ・社会活動に参加する。
    6.家族や他者へ患者理解と支援方法の指導
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