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みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(@lemonkango)です。
看護学生さんは、1年を通して実習やら実技や見学実習などたくさん経験します。
そこで、看護学生さんが一番困るのが、【指導者に報告】という毎度緊張する場面になるかと思います!
私の経験上でやたらと突っ込まれない指導者に対しての報告の方法について例文や解説していきます!
以前も同様な記事を記載しています。
こちらも参考にしてくださいね!
現場の看護師・・・。主に学生指導に付いている看護師はベテランというか・・・。中堅がやらされるので、結構性格が尖っている場合があります・・・・。
1.実習先の指導者に対しての報告とは
実習先の指導者は主に看護師に対して報告になりますが、施設などの見学実習もありますので看護師以外にも報告する場面があります。
報告する場面や指導者の性格の特性に合わせてより良い報告できるようにしていくことが理想になります。
ですが、看護学生さんはエスパーではありません笑
普通の人間で慣れない環境で実習を行い、赤の他人に接して見聞きして何が重要な部分なのかも分からないまま、報告するのです。
指導者に何かしら指摘されて当然です。
逆に何も指摘してくれない指導者は「無能」です。
看護学生さんにとって何も得られる事がない実習になってしまうのですもの。
報告で怒られるような指摘されても、地獄に堕ちたように落ち込む事なく、指摘された内容について振り返ることが重要になります!!!
そう、看護学生さんは何事も【振り返り】することが重要です。
結構大事な事を言ってますよ!
「振り返り」です。
実習でオイタした場合や実技試験でも失敗したときなど、教員から何かしら指摘や最終結果を受け取る前に「振り返りレポート」を書きまくってください!
大事ですよ・・・。 本当に・・・。
まえがきが長くなってしまいましたが、報告について解説します。
報告について
報告は、学生さん、新人さんが苦戦するものの一つだと思います。
実際自分もそうでしたが・・・・・
正直、報告は何回も実践で積み重ねないと、上手にはならないものです。
特に、学生の時は、言葉がうまくでなかったり、緊張で何をしゃべっていいのかわからなかったり・・・・
そして、指導者や受け持ちに
「それだけ?」
「言ってる意味がわからないのですが?」
「報告の順番が悪い」
「なんでもっと早く言わないの?」
「なんでそんな大事な部分を観察してないの?」
「それで患者さんはどうだったの?」
「もう一度患者を観察してきなさい」
な~んてつっこまれて、涙ぐむ人も多いことでしょう!
そんな学生さんに今日は何かの参考になればと思いますが・・・・
学生の報告は、学校や実習病院によっては考え方や方法が違うと思うので、私が書いたことを鵜呑みにしないで、参考までにしてくださいねっ。゚(゚^∀^゚)゚。
何かのきっかけになれば幸いです! 2.具体的な報告の内容について
さて・・・・・・
まず報告の基本的な考え方です。 ①
~のような症状がありました。
~だと考えて
~を行いました。
その結果患者さんは~になりました。
この4つは重要です。
つまり、観察して、そこから看護を実践し、評価する。
これが重要だと思います。
援助後の報告なんかで有効ですよね。
報告の例をあげます。 患者さんから「熱がでてたから汗を沢山かいちゃって・・・」
と訴えがありました。熱は36,5度に解熱されてたんですが発汗でパジャマがぐっしょり濡れていたので、全身清拭と更衣を行いました。「さっぱりした。気持ちよかった」と笑顔がみられて、不快感は改善しました。
と、こんな感じになります。
看護計画の実践後の報告はこれでいいと思います。
②次に検温後の報告です。
看護学生の場合は、バイタルサインを一通り数字を言ってから状態を報告する。みたいな感じが多いような気がします・・・・
私の考えになってしまいますが、それはなんか違うような気もするけど、受け持ちが数字を記録したいからなのかな?なんか「T、P、R、BPの順番で報告しろ。」とか学生時代に言われたような気もするなぁ・・・でも、個人的には意味がない気がします。
でも、学校の基準に沿ってくださいね!
例をあげます。 体温36,5℃ 脈65回/分 呼吸12回/分 血圧120/64 SPO2 96%でした。 昨日に比べて、表情も良く呼吸困難の訴えもありません。肺副雑音は右の下葉で軽度ブツブツと断続性の粗い複雑音が聴取されますが軽度になっています。湿性咳嗽がみられますが、痰も少量で黄白色で自己喀出されてます。8時から酸素オフになってますが、サチュエーションも96%と良値で、呼吸困難の訴えもありません。お昼ご飯から、ゼリーが開始となるので嚥下評価をおこなっていきます。
とこんな感じでしょうか!?
どうでもいいことは、いらないのです。
③次に異常時の報告です。 今、訪室したのですが、患者さんの表情が険しく、呼びかけにもやっとやっと答えるような状態です。SPO2は90%と低く、呼吸もハーハーと30回/分と促迫です。体温も37,5℃に上昇しており、湿性咳嗽も頻回にみられ、痰もクリーム色と汚いです。介助してなんとか自己喀出できる状態です。肺副雑音も両下葉でブツブツと断続性の粗い副雑音が著明です。一緒に見て頂けないでしょうか?
すると、ドクターも丁度通りがかり、この報告をききました。
・胸部のレントゲンと採血と痰倍を施行してください。
・しばらく絶飲食で内服も中止してください。
・酸素を3リットルカニューラで開始。
・点滴、ソルデム3A500mlを本日3本、スルバシリン1,5グラム+生食100mlを朝、夕で2回開始してください。
とこんな感じでにオーダーがでたりします。誤嚥性肺炎の治療が開始されます。
異常時の報告は重要なわけです。
コツはS情報とO情報を関連させて、必要な情報を報告することです。
ただし!これはすぐにできることではありません・・・・
訓練が必要です!
「まわりくどい!だからなんなの?それを先に言って!」とドS指導者に責められても「折れない心」でがんばっていきましょう! 3.まとめ
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