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みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(
@lemonkango)です。
この記事を書いている時期は丁度、看護学生さんが夏休みに入っていますね!
低学年の看護学生さんでは看護学校からよく課題・レポートとして出されるものの代表例が
【ヘンダーソン 看護の基本となるもの】を読んで、
要約・感想文を提出するよう言われるかと思います!
今回は、ヘンダーソンの看護の基本となるものについて要約と私なりの解釈の感想文を交えてご紹介したいと思います。
1.ヘンダーソンの看護の基本となるもの│要約文
看護師の独自の機能は、病人であれ、健康人であれ各人が、健康、あるいは健康の回復(あるいは平和な死)に資するような行動をするのを援助することである。
その人が必要なだけの体力と意思力と知識とをもっていれば、これらの行動は他者の援助なくても可能であろう。
この援助は、その人ができるだけ早く自立できるようにしむけるやり方で行う。
人間には共通の欲求があると知ることは重要であるが、それらの欲求がふたつとして同じもののない無限に多様の生活様式によって満たされるということも知らなければならない。しかし他者の欲求を見極める自分の能力には限りがあるという事実を認めねばならない。
基本的看護の構成要素として、以下のような機能に関して患者を助け、かつ患者がそれらを行えるような状況を用意する。
1.正常に呼吸する。
2.適切に飲食する。
3.あらゆる排泄経路から排泄する。
4.身体の位置を動かし、またよい姿勢を保持する(歩く、すわる、寝る、これらのうちのあるものを他のものへ換える)。
5.睡眠し休息をとる。
6.適切な衣服を選び、着脱する。
7.衣服の調節と環境の調整により、体温を生理的範囲内に維持する。
8.身体を清潔に保ち、身だしなみを整え、皮膚を保護する。
9.環境のさまざまな危険因子を避け、また他者を損傷しないようにする。
10.自分の感情、欲求、恐怖あるいは“気分”を表現して他者とコミュニケーションをもつ。
11.自分の信仰に従って礼拝する。
12.達成感をもたらすような仕事をする。
13.遊び、あるいはさまざまな種類のレクリエーションに参加する。
14.“正常”な発達および健康を導くような学習をし、発見をし、あるいは好奇心を満足させる。
このような援助を行うための計画は、患者の年齢、気質、社会的文化的状態、身体的気的能力によって変わってくる。また、病理学的状態あるいはショック、発熱、感染、脱水、うつ状態などの症候群によっても変わってくる。患者の欲求のアセスメントにはいろいろな能力を要するが、なかでも感受性、知識、判断力が要求されること、および患者の個別の欲求に従って、たとえ単純なものであっても看護のやり方を修正するにはしばしば高度の能力が必要であることが指摘されている。
2.ヘンダーソンの看護の基本となるもの│感想文
看護師は人が健康または健康の回復に資するような行動をするのを援助することである。
看護師が満たそうとする欲求は、その人の年齢、文化的背景、身体的、知的な能力によって変化してくる。患者の診断名が同一であったとしても年齢や育ってきた環境によって患者のニーズも変化するということをいつも考えながら看護をすることが大切であるということを改めて感じた。
この本を読んで看護の発達における3つの段階(情緒の段階、技術の段階、創造の段階)について自分と結びつけて考えることができた。必要な看護を行いながら尚且つ患者の欲求にもこたえられるように知識と技術を磨いていきたいと考える。
以上になります。 ぜひ、ご参考にしてくださいね! 看護学校がヘンダーソンの看護を学ばせるということは実習でヘンダーソンの枠組みで看護過程の展開を行わせるということになります。
初めての看護過程の展開で、さらに
ヘンダーソンの看護過程は16項目の枠組みがあり、全て情報収集、情報の解釈(アセスメント)、看護問題、看護計画と言った一連の流れを行わなければなりません。
私がおすすめするヘンダーソンの看護過程の展開の見本となる参考書は上記のものになります! わかりやすくまとまっているので、学校などの図書館にあるかと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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