感染リスク状態の看護問題
♯ 下記要因による感染リスク状態
□長期臥床
□自力体動困難
□低栄養
□疾患からくる防衛力の低下
□高齢 □衰弱
□嚥下機能の低下
□カテーテルやチューブ挿入
↓
・上気道感染
・誤嚥性肺炎
・尿路感染症
感染リスク状態の看護目標
感染を起こさない
1、 感染徴候が見られない
2、 手洗い・口腔ケアなどの感染を予防する行動を受け入れることができる。
感染リスク状態の看護計画
P-1 バイタルサイン 発熱の有無、呼吸の異常、SpO2値など
2 呼吸器症状 咳嗽・喘鳴・呼吸困難の有無、肺雑音、痰の有無と性状
3 カテーテル・チューブ類の挿入の有無
排液の性状、カテーテル類の汚染の有無
4 検査データー 栄養状態、血液データー、細菌培養、X⊶P
5 ADL、食事摂取量・摂取方法、嚥下機能、
6 訴え、言動、表情
TP-1 定期的な体位変換
2 栄養状態の維持・改善
□ 嚥下状態やADLに応じた食事介助
□ 食事摂取量を増加させる工夫
環境の調整、好みの取り入れ、形態の調整、分食
□ 経管栄養の管理
3 カテーテル・チューブ類の管理
4 手洗い・含嗽の励行、口腔ケア
5 上気道感染・誤嚥性肺炎の予防
・排痰への援助 自己喀痰を促す、必要時ネブライザー・吸引
・環境調整 保温・加湿
・誤嚥の予防を図る 体位の調整、
6 尿路感染の予防
□ バルーンカテーテルの管理
・水分摂取を促す ・陰部の清潔保持
7 異常時、医師に報告
8 確実な与薬
EP-1 苦痛症状出現時は訴えること
2 排痰ケアの必要性
3 感染予防ケアの必要性 口腔ケア、手洗い、含嗽、清潔保持
4 栄養状態の維持・改善の必要性 食事摂取の必要性
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