
役に立ったと思ったらはてブしてくださいね! みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(
@lemonkango)です。
基礎看護実習から始まり、細かな実習をはさみながら、最後に領域別看護実習に挑む看護学生さんにとって避けては通れない、日々の実習目標や看護目標・・・
なぜ、看護学生さんがここまで苦悩するのか、どのように書けば良いのか看護学生さんの視点に立ち解説していきたいと思います!
この記事を読んでほしい方
☑実習目標の書き方がわからない
☑日々の実習目標を毎日、書くのにネタが思いつかない
☑看護計画の短期目標や長期目標の書き方がわからない。
☑看護目標を書いても赤字でいっぱい
「実習目標」とは「1日で達成できる目標(毎日の実習記録に記載する目標)」について解説しますね!
1.実習目標の書き方

教員や指導者さんに口をすっぱくして言われることは
「具体性と個別性」をしっかりと書きなさい!
と言われますよね では、
「具体性と個別性」とは何なのか?
そもそも実習目標とは何なのか?について解説します!
1-1.実習目標とは・患者目標とは
現場の看護師さんはNANDAなどの看護診断を使用して短期目標や長期目標を設定します。
そのため、現場の看護師さんは看護診断に沿って看護目標が設定されているので、統一された看護を提供することができます。
しかし、看護学生さんはまだ、無資格ということで、一人の患者さんを受け持ちより深く患者さんの理解を深めるために口を酸っぱくして
「具体性・個別性」と教育されます。
さらに・・・
●実習では患者さんが達成する目標(患者目標)
●看護学生が達成する目標(学生目標)
の2つがあります。
シラバスに記載されている看護学生さんが到達する目標に到達するために
2つの目標をクリアすることが実習の目的となります。
そのため、上記の目標の2つを達成できるよう毎日の実習目標=具体的な目標を記載しなさいと言われます。
具体的な実習目標については下記のリンクをご参照ください。
改めて、看護目標とは何を書けば良いのか解説します。
「患者にどうなってほしいのか、患者がどうなりたいと思っているのか、そのために患者はどうすればよいのか」
上記の内容を焦点を当てて記載していきます。
看護学生さんの実習目標の書き方では
「患者目標を達成してもらうために、看護学生がどのように関わっていくのか」 こちらを毎日の実習目標に記載していきます!
*悪い実習目標の例
患者目標:全身清拭を安全に行える。
学生目標:全身清拭を計画通りに行える。
援助計画に記載する患者目標 一見良さそうに見えますが、指導者さんや教員からみると
「中身がスカスカ」と見透かされてしまいます。
患者目標に安全にって具体的に何をするの?安全って誰に対して? とツッコミが入ります。
学生目標に至っても同じ内容になります。 計画通りにできない場合はどうするの?
計画通りに行って患者さんにどうなってほしいの? と赤文字で記載されます。
それでは良い例について解説します。
*良い実習目標の例
患者目標:全身清拭により爽快感を感じ安楽を感じられる。
学生目標:全身清拭を行い患者さんの反応や援助計画が的確であるか修正内容はないかを実践を通して行う事ができる。
ごらんの通り、悪い例、良い例を比較すると見えてくるものが、
「具体性と個別性」になります。
2.看護・実習目標の具体的な立案の書き方
実習では実習期間中に達成できる目標をより具体的に記入しましょう。
具体性、個別性のある目標が記載できたら、何日で達成したかを記載し評価を行っていきます。
仮に実習期間が1週間などの短期間の実習でしたら1日で達成できる目標を設定し評価できる内容かどうか確認しましょう。
基礎看護実習やその他の短い実習であれば、1日の実習目標・看護目標に設定する必要がありますので、1日で結果を得られないと判断したら、考え直す必要があります。
看護学生さんがよく陥る失敗が達成できると思って書いた目標が、実際には達成できなかった・・・
そのため
実習点数が減点される場合があります。
しかし、悲観しないでください。
実習中の失敗もしっかりと
振り返りを記入したら教員や実施指導者さんもしっかりと評価してくださいます。
裏話ですが、いくら記録ができていても
「実習の振り返り」ができていない・記入されていない看護学生さんは教員・指導者さんからも心象・評価は上がりません。
記録に指摘されていなくてもしっかりと振り返りを行う事が重要となります。
次に上記でも触れたように振り返り=評価です。 評価できる目標かどうか確認しましょう。
せっかく情報収集して実習が終えて自宅へ戻って記録を深夜までかけ目標を立てて実施したのに評価をしっかりと行っていないと翌日の実習に繋げられません。
具体的にいうと、翌日の実習目標が成り立たないことになります。
そうならないように、具体性や個別性、達成できる目標であるかは大きな鍵になります。 それでは、下記で具体例を紹介したいと思います
*良い実習目標の例
患者目標:左手に杖を持ち目線を上げて前を見て歩行することができる
学生目標:目線の目標となる対象物を決めてそれを見るよう声掛けができる
この例の評価ポイントとしては 左手に杖を持っていたか 目線をあげていたか 目線の目標となる対象物を何に決めたか 患者はそれを見ていたか などが挙げられると思います。
実習中にそれらが達成できたかどうか振り返り、その反省点が翌日の実習目標に活かされていくのが理想の形です。 それでは、看護学実習に行く前に│日々の実習目標を指摘されない書き方!!について紹介は以上になります。
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