みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(
@lemonkango)です。
看護学生さんは記録や事後レポートに追われ眠れない夜を淡々と過ごす日々が重なります(。•́ωก̀。)…グス
そんな看護学生さんで最も困難で最も眠れない時期・・・
それは看護実習です。
看護学生にとって、実習は避けては通れないものです。
この記事では、実習中につらい思いをした経験をもとに、いま看護実習をしている人、これから看護実習に向かう人に向けた、とっておきの対策を書いています。
この対策は看護学生のみならず、全ての実習生や学生に有効だと思います! それでは解説していきたいと思いますーー
最後まで、ご覧になってくださいね❤(ӦvӦ。)
1.実習期間は発表されたら実習先の病院・病棟で一番多い疾患は何か?どんな病棟か予測し予習しておく
実習では重箱を突くような様々なことを教員や実習指導者さんから聞かれます。
予習・復習をしていても、その病棟で働き続けている指導者さんの知識に勝てるわけもなく、予習・復習を1から10までしていては時間がいくらあっても足りません。
また、必要な知識がないと毎回調べることになるため、看護記録や行動計画を立てる時間がなくなり、常に睡眠不足と闘うことになってしまいます。 そのため、事前にある程度勉強しておく必要があります。
注:病棟にスマホを持ち歩くのは止めましょう!
すぐに調べ物ができるかといっても、スマホはインターネットに接続されている、写真撮影機能があるなど、患者さんの個人情報保護を保てないというデメリットがあるためです。
教員や指導者に見つかると最悪、実習不合格となります。 注意してください。
具体的に実習へ行く前に失敗しがちな予習・復習の方法を下記でご紹介したいと思います。
テストで試験に出た問題や、自分がもし看護師として働いていた場合、学生にどんな質問をするかなどを考えて勉強しおく。
上記の予習・復習方法は非効率的で時間の無駄になります。
テストで出た試験範囲の問題をやり直したとしても、その問題が実習病棟にマッチしているのか、より具体的にいうと、消化器のテストを受けたとしても消化器にも色々な種類があります。
腎臓系のテスト問題をしっかりと予習したとしても、実習先に行ったら、人工関節置き換え術をして数週間たった高齢者を受け持つ場合などあります。 これでは時間を有効に活用したとは言えませんね。
一番効率の良い予習・復習の勉強方法としては、事前に受け持つ患者さんが決まっており、患者さんの基礎情報(疾患・既往歴・家族構成など)を教えてくれていると条件が整っている場合です!
上記の情報だけでも実習に行く前に年齢と基礎情報だけでアセスメントしていくことができます!
アセスメントに必要な知識(情報)を勉強しておけば、実習先でも知識不足とならずすらすらとアセスメントや記録類を行う事ができます! 2.看護学校の先輩から実習先の情報提供してもらう
看護学生さんは初めての実習(基礎実習・統合実習)に臨む前に、一学年上の先輩から情報を提供してもらう事が重要となります!
具体的な情報は、実習指導者と教員に関する事で、以下の点で聞いてみると良いでしょう。 1.実習指導者・教員の性格や指導の仕方(実習先では指導者が変われば180度違う指導を受ける場合があります)
2.聞かれる事(病棟実習先の特殊性や実習指導要綱など予め入手しておくと良いでしょう)
3.出題されやすい課題(こちらも実習指導要綱など予め入手しておくと、事後レポートや事前課題など列記されているので、入手しておくと良いでしょう)
4.記録で指摘されやすい事(指導者によっては、かなり記録に対し当たりがキツイ方もいらっしゃるので、看護理論など何を使用したのかを聞いておくと良いでしょう)
記録の書き方に関するこだわりを持っている人もいるので、それぞれ対応できるように情報をもらっておくと、とても楽になります。 3. 可能であれば、実習のデータをもらう
禁断の禁じ手です!実習レポートを入手してしまえば、似たような患者さんであれば再利用可能です!
可能であれば実習記録のデータをもらってください。 データがあるのと無いのとでは、記録を書く際の労力が大きく変わります。
やみくもに書くよりも、1つの指標として参考になります。 実習記録では、患者さん個人がと特定できないように記載されているため、個人情報が直接漏洩する事はありません。
しかし、実習記録には、学年と学生氏名が記入されています。 絶対に削除しておくか黒マジックで塗りつぶしておきましょう! 4.前の実習グループから情報収集をする
どの看護学校でも実習に行く科や病院は、グループに別れてローテーションで実習を受けることになります。
頭の回転が良い方はお気づきかと思います。 先に実習に行かれた実習グループに情報を得ることで、はっきりとした課題や対策などの新鮮な情報を得ることができます。
自分のグループメンバーとの関係はもちろん大事ですが、他のグループとの連絡や情報共有は積極的にしておく事でスムーズに実習をこなす事ができます。 5.記録物に完璧を求めすぎない
実習中の看護学生が最も苦しめられるのは、【看護記録】です。
慣れない事をするには、とても時間がかかります。 そして疲れ方も尋常ではありません。
「アセスメントはこれでいいだろうか」
「もっと他に表現方法がないだろうか」
「これで伝わるだろうか」
色々悩み始めたら、どれだけ時間があっても足りません。
記録に煮詰まってしまうと、睡眠時間はどんどん削られ、 常に寝不足の状態で実習に行き、 頭の回転が悪いまま時間をかけてまた記録を書く、という悪循環になります。
ここで言いたい事は、記録に完璧を求めないことです。
どんなに完璧に書こうと頑張っても、絶対に記録の修正や指摘が入ります。 考えに考えて時間をかけて提出したのに、赤ペンで修正だらけになって返ってくる記録を見て絶望する毎日になるはずです。
睡眠不足は全ての生産性を低下させるため、最優先に改善させるのは、記録の質ではなく睡眠の質です。
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