環境整備について解説するよー

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    By看護研究科 小日方 さくら

    忙しい看護学生さんの勉強を少しでも楽にしたい!事前学習・実習に役立つ情報を増やしたい!そんな毒茄子です。

    毒茄子のお勉強部屋では、

    「手元に教科書がないけどちょっと検索して見たい情報がある」
    「レポートにまとめるときに参照したい」

    といったときに教材・ノート代わりに活用して頂けるものを目指しています。

    今回は、【環境整備】について。実習の行動計画発表のあとに大体やるアレですね。



    目次 [hide]

    環境整備の意義
    ベッド周囲の環境整備について
    患者にとって快適な環境
    医療職者にとって好ましい環境
    環境整備の視点
    環境対策について
    環境整備の意義

    患者にとって病床は、治療・看護を受ける場であるとともに、身体を休める、食事をとる、ときには排泄するというように、さまざまな生活行動の場となる。したがって、これらの多様な生活状況に対応できるよう整備することが重要である。



    ベッド周囲の環境整備について

    ベッド周囲は、患者が快適に入院生活を過ごせるように、また医療職者が援助しやすいように整備することが重要である。

    患者にとって快適な環境

    ・治療に支障をきたさないこと
    ・清潔であること
    ・移動がスムーズに行えること
    ・安全が確保されていること
    ・プライバシーが保持されること

    医療職者にとって好ましい環境

    ・患者の状況が把握できること(観察がしやすいこと)
    ・援助が効率的に行えること
    ・治療が安全に適切に行えること

    環境整備の視点

    ①安全であるか ・ベッドの周囲に椅子やみのまわりの物品を乱雑に置くと、つまずきや転倒の危険性が高まる。物品を整理整頓し、不必要なものはベッド周囲に置かないようにする。
    ・転倒は、濡れた床などで起こりやすい。床をぬらさない、ぬれた床を放置しない、過度にワックスをかけないなどの注意が必要である。水を使うモップは、固く絞らないと床が濡れるので注意する。
    ・スリッパなど、脱げやすい履物はなるべく使用させない。
    ②患者の現状に合っているか ・運動障害のある患者では、麻痺側にものを置かない。
    ・視覚障害のある患者では、照明や色調に配慮する。
    ・ベッド上での生活を余儀なくされる患者には、手の届く範囲に生活の必需品を置くなど、自立を妨げない環境の整備が必要である。
    ③清潔であるか ・ベッド周辺の清掃・換気に留意して、清潔な環境をもたらすことが重要である。
    ・清掃では、ほこりが舞い上がらない電気掃除機などを使用することが望ましい。
    ・ベッド柵や床頭台などは、感染の防止のために消毒液を含む清潔な布で拭き取る。
    ④物品は十分で適切か ・物品の配置は治療行為や患者の移動を妨げないようにする。
    ・とくに高齢者は、わずかな障害物でも転倒につながることがある。
    ・物品の配置とともに、不要なものはないかを確認する。




    環境対策について

    ・環境表面(とくに高頻度に手が触れる部分)は、日常的に適切な方法で清掃を行う。
    ・血液・体液・分泌物・排泄物などで床が汚染された場合は、手袋(汚染が著しい場合はマスクやガウン)を着用し、ペーパータオルなどで拭き取ったあと、次亜塩素酸ナトリウムにて清拭消毒を行う。
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