記載日:2018/05/07
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大日方さくら
こんにちわ! 看護研究科の大日方 さくらです! 今回は睡眠パターンの混乱の看護計画について解説させていただきます!

1.睡眠パターン混乱の要因
睡眠パターン混乱の要因として
①睡眠が中断される事(中途覚醒など)
②疼痛
③不安や心配
④神経過敏
⑤多動
⑥治療に伴う副作用
⑦安楽な睡眠体位をとれないこと
⑧頻回な咳嗽反射
⑨体動制限による苦痛
⑩反復する悪夢
⑪環境の変化(音、光など)

2.睡眠障害│睡眠パターン混乱の看護計画
観察項目(O-P)
-1入眠する時間、中途覚醒の有無と覚醒に至るまでの時間、入眠前の睡眠時間
-2日中の過ごし方(臥床や入眠している事が多いか)
-3怒りっぽさ、注意力散漫などの精神状態の変化、不安ストレス等
-4睡眠を妨げている要因の有無と原因(疼痛や掻痒感、騒音や室温など)
-5精神科薬、睡眠薬の効果
-6幻聴や妄想の有無幻聴に左右された行動
-7治療内容、検査データ-
援助計画(T-P)
-1睡眠グラフを付け、入眠、覚醒に至る時間経過を把握する。
-2日中臥床している時は、出来るだけ活動するように勧める(規則正しい生活のリズムを整える)
-3安心して話せる雰囲気作りに努め、不安やストレスの原因になっていないかアセスメントする。
-4疼痛や咳嗽がある時は指示された薬剤を用い騒音や悪臭がある時は環境の改善を図る。可能なら部屋替えをする。
-5不眠が続いたり精神状態が落ち着かない時は医師と相談して指示された薬剤を使用する.
教育計画(E-P)
-1規則正しい生活が良い睡眠につながることを説明する。
-2リラクゼーションや好きな事についての話しをして睡眠が充足する方法をみつけられるようにする。
-3どうしても眠れない時は頓服薬を内服して入眠する事もできると説明する。
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