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看護学生が考える肝硬変の看護過程│看護計画やアセスメント・援助内容について

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みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(@lemonkango)です。

今回は【肝硬変】について解説したいと思います! 

もちろん、疾患を学ぶ前に肝臓の解剖生理は必ず頭に入れておきましょう! 

肝臓機能の特殊性と肝硬変の症状や原因を踏まえた看護計画をアセスメント・立案できるようにしていきましょうね!













1.看護の視点から見た肝硬変の病態



ひとつの独立した疾患というよりも、種々の原因によって生じた慢性肝炎が治癒しないで、長い経過をたどったあとの終末像であって、その肝病変は一般に非可逆的と考えられてきた。 

種々の原因によってびまん性の肝細胞の壊死と炎症、再生が繰り返し起こり、その場所に高度の繊維が増生した結果、肝臓の本来の小葉構造と血管系が破壊されて偽小葉と再生結節が形成され、肝臓が小さく、かつ硬くなる病期である。  

臨床的には、肝細胞障害による肝機能の低下、門脈圧亢進、および門脈-大循環系短絡(シャント)形成の三大要因により、症状の乏しい初期から多様な症状を示す進行期まで、その程度はさまざま。肝硬変は肝臓だけの病期ではなく、全身性疾患だという認識が大切。
 <原因>
 1)ウイルス性 
2)アルコール性 
3)自己免疫性
 4)薬剤・毒物性 
5)胆汁うっ滞性 
6)うっ血性 
7)栄養・代謝障害性
 8)感染症(寄生虫を含む) など、多岐にわたることが知られている。 日本の肝硬変では、肝炎ウイルス(C型、B型)によるものが最も多く、次いでアルコールによるものの順になっている。

ウイルス性肝硬変では、C型肝炎ウイルス(HCV)によるものが大半を占めている。

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2.肝硬変の症状 絶対に観察しなければならない看護の視点



<症状> 
代償性肝硬変では、自覚症状をほとんど訴えないことが多く、あっても軽微である。

一部には、まったく自覚症状もなく、かつ通常の血液生化学検査でも以上を示さず偶然の機会に発見される、いわゆる潜在性肝硬変と考えられる患者もいる。  

肝機能障害が進行するとともに、肝臓の予備機能が低下してくると非代償性肝硬変になる。 こうなると、全身倦怠感、脱力感、易疲労感、尿の色が濃く染まる、腹部膨満感、吐き気(悪心)、嘔吐、腹痛など、消化器症状を主とする全身症状を訴えることが多くなります。

しかし、これらは必ずしも肝硬変に特徴的なものではない。 さらに重症になると、黄疸、腹水、吐血、肝性昏睡など、続発症・合併症に伴う症状が現れるようになる。

また、肝硬変の皮膚所見としては、横断のほかに、くも状血管腫、女性化乳房、手掌紅斑、皮膚の色素沈着、出血傾向、皮膚出血、太鼓ばち状指、白色爪などが認められることが多く、診断上役にたつ。

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3.検査項目と診断内容の確定基準



肝硬変は、本来、病理組織学的な概念ですが、すべての患者さんに腹腔鏡検査や肝生検を繰り返し行って、顕微鏡検査で病理組織診断を確定することは容易ではない。

 肝硬変に対する驚異的な検査法はないが、通常は血液生化学的検査、血液学的検査、画像検査などから得られた情報を総合的に判断して診断する。 

肝硬変は、臨床的な機能分類として、肝硬変の原因を問わず、肝不全症状の有無から代償性(期)と非代償性(期)とに分けられる。 代償性肝硬変とは、黄疸、腹水、浮腫、肝性脳症、消化管出血などの肝機能低下と門脈圧亢進に基づく明らかな症候のいずれも認められない病態です。

非代償性肝硬変とは、これらの症候のうちひとつ以上が認められる病態です。 肝臓は脂質、炭水化物、蛋白質、アミノ酸の代謝およびエネルギー代謝など栄養代謝の中心的な臓器ですので、肝硬変、とくに機能不全を来す非代償性肝硬変では、さまざまな栄養代謝障害が引き起こされます。 通常、肝硬変の診断では、肝細胞の機能障害を反映したアルブミン、コリンエステラーゼ、凝固因子(プロトロンビン時間、ヘパプラスチン)、コレステロールなどの低下、血漿遊離アミノ酸異常、間葉系反応を反映したγグロブリンの上昇、硫酸亜鉛混濁試験・チモール混濁試験(膠質反応)などの高値、肝線維化マーカーの上昇、肝循環動態の異常を反映したインドシアニングリーン負荷試験(停滞率、最大除去率)の上昇、そして門脈亢進に伴う脾機能亢進を反映した血小板数の減少などが重要です。

 <血清アルブミン量>  

肝硬変の患者さんでは、蛋白質・エネルギー低栄養状態が役70%に認められる。
 このような病態は、免疫機能や生体防御機能の低下、易感染性、病気の開腹や創傷の治癒の遅れ、精神機能の低下などをまねき、腹水・浮腫の原因になったり、日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)の低下へとつながる。  

食事摂取が十分にもかかわらず血清アルブミンが3.5gdl以下、BTR(分岐鎖アミノ酸チロシン比)が3.5以下、フィッシャー比が1.8以下になれば、分岐鎖アミノ酸顆粒(BCAA顆粒、商品名リーバクト)を投与して、早期にアルブミン血症の改善を図ることが望ましい。 <黄疸の経過とビリルビン値>  通常、肝硬変の黄疸は軽度で、血清ビリルビン値も多くは2~3mgdl以下です。 

しかし、黄疸が消退せず、また眼球結膜と皮膚の明らかな黄染を示す場合は、肝細胞障害を伴う肝不全の病態を示し、予後不良の徴候となります。 肝硬変の病態が重症になるにつれて、抱合ビリルビン総ビリルビン比は低下し、逆に抱合されない関節型ビリルビンの占める割合が大きくなる症例が増える。これは、肝予備能が次第に低下して、ビリルビン代謝が破綻しつつ(あるいは破綻して)血清ビリルビン値が増加していることを示す。 肝硬変の経過・予後を占ううえで、黄疸は血清アルブミン値と腹水の存在に次いで有用な指標となるが、通常はチャイルド分類による判定が有用。 チャイルド分類 

点数を足して、A,B,Cの3段階で分類される。 5~6点がグレードA 7~9点がグレードB 10~15点がグレードC  Cになると、肝細胞がんなどで手術が必要となってもほとんどできない。

3-1.肝がんの早期診断についても知っておきましょう!



 肝硬変の三大死亡原因は、肝癌、肝不全、食道静脈瘤の破裂に伴う消化管出血である。 
最近は肝癌の占める割合が70%と高くなり、次いで肝不全が20%、消化管出血が5%の順になっている。 この背景には、栄養療法の進歩、食道静脈瘤に対する内視鏡的治療の向上。抗生剤と利尿薬の開発・導入、アルブミン製剤の繁用などによる消化管出血死や感染死の減少がある。

 肝硬変での肝細胞がんの推定発がん率は、寝6~7%です。早期の肝細胞がんを見過ごさないために、超高危険群ならびに高危険群の患者さんは、その危険度に応じて一般肝機能検査と一緒に2~3ヶ月に1回の腫瘍マーカー(AFP、PIVKA-Ⅱ、AFP-L3分画)の測定、3~6ヶ月に1回の超音波検査、6ヶ月に1回程度の腹部CT検査を受けることが望ましい。

4.肝硬変の治療内容について



肝硬変の治療は、その病態が代償性か、非代償性かによって異なるが、現在の病態をさらに悪化させることなく生活の質(QOL)と日常生活動作(ADL)を維持、改善させ、予測される合併症に早期に対応していくことが重要である。 

○生活指導  過労を避け、禁酒し、バランスのよい食事をとり、規則正しい生活をするよう生活指導を受ける。しかし、病態が急性増悪して、自覚症状と肝機能障害が強くなったり、あるいは黄疸、浮腫・腹水、意識障害などが現れているような時期には入院管理が必要になる。

 ○一般的な薬物療法  肝硬変そのものに対する治療薬はありません。肝障害の重症度に応じて、肝臓加水分解物(プロヘパール)、肝臓抽出薬(アデラビン9号)、胆汁酸製剤(ウルソデオキシコール酸:ウルソ)、グリチリチン製剤(内服薬がグリチロン、注射薬が協力ネオミノファーゲンC)、漢方薬、ビタミン剤などを単剤、またはいくつかの薬剤を組み合わせて多剤服用、もしくは静脈注射を併用する。  これらの肝臓用薬(肝庇護薬)の服用・静脈注射によって、肝細胞の壊死・炎症を鎮静化させてAST(GOT)、ALT(GPT)を基準値の2倍以内のできるだけ低い値に維持できると、肝癌の合併を抑制して、発がんの時期を遅らせることができる。  

非代償性の肝硬変では、黄疸、浮腫・腹水、肝性脳症などへの対症的な治療対策がそれぞれ必要になる。原則的には、安静臥床、食塩制限(1日3~6g)、軽度の水分制限、蛋白質の摂取制限(1日40g程度)が行われます。そのうえで、浮腫・腹水には利尿薬を投与する。 もしも低アルブミン血症が高度のために、利尿薬の投与にもかかわらず浮腫・腹水が改善しない場合には、アルブミン製剤を補給し、血清アルブミン濃度が3gdl以上になるようにする。 

なお、いろいろな内科的治療により軽減できない中等量以上の腹水(難治性腹水)に対しては、腹腔頸静脈シャント術、腹水濾過濃縮再静注法、経頸静脈肝内門脈大循環シャント術などが行われることもある。 

 ○ウイルス性肝硬変での抗ウイルス療法  
C型肝硬変のうち、腹水、肝性脳症および門脈圧亢進などの既往がない代償性肝硬変では、インターフェロン(IFN-α、IFN-β)が適応となる。 また、代償性・非代償性B型肝硬変では、核酸アナログ製剤(エンテカビル。
ラミブジン、アデホビル)が適応となる。 平成20寝ん度厚生労働科学研究で提言された「ウイルス性肝硬変に対する包括的治療のガイドライン」に示すように、ウイルスの駆除・減少によりAST(GOT)・ALT(GPT)値の正常化を目指し、肝組織学的な改善が認められることから、肝細胞がんの発生リスクを低くすることが期待できる。 非代償性肝硬変では、代償性肝硬変への改善を目標とし、ひいては肝発がん予防を目指す治療となる。 なお、C型肝硬変に対するインターフェロン治療は、慢性肝炎より著効率が低く、また副作用の発生率や治療脱落率などが高く、費用対効果が悪いという問題店がある。 

しかし著効が得られれば、予後は改善される。

5.看護計画の立案の前に肝硬変のアセスメント方法について解説します!



1)肝臓の機能低下に伴う全身症状:
全身倦怠感・易疲労感、肝性脳症(意識障害
・睡眠パターンの変調
・精神症状・羽ばたき振戦)  

2)肝臓の機能低下に伴う局所症状  

①低アルブミン血症に由来:浮腫・腹水  
②肝臓でのびまん性の再生結節形成に由来:肝腫大  
③消化管の圧迫と運動障害に由来:食欲不振・吐き気・嘔吐  
④血中ビリルビンの上昇に由来:黄疸・掻痒感・眼球結膜黄染  
⑤側副血行路形成に由来:食道静脈瘤・腹壁静脈怒張・メドゥーサの頭・痔静脈怒張  
⑥エストロゲン分解能低下に由来:クモ状血管腫・手掌紅斑・女性化乳房
 1)検査データ  
①血液検査:白血球数・血小板数・AST・ALT・AST/ALT比・血清総タンパク質・血清アルブミン濃度・血清ビリルビン・空腹時血糖値・プロトロンビン時間・ヘパプラスチンテスト・コリンエステラーゼ活性・γ-グロブリン・血清アンモニア・インドシアニングリーン(ICG)試験  
②画像診断:腹部超音波検査・CT  
③肝生検 
4)日常生活の状況:食事(食事内容、食事摂取量など)、活動と休息のバランス、排泄(排尿・排便の回数、性状)、飲酒 
5)病気と治療への認識:病気に対する認識、治療についての理解、治療や症状に伴うストレスの程度、アドヒアランス  
6)社会的背景:家庭や職場における地位と役割 7)家族の病気と治療に関する理解と受け止め

5-1.肝硬変の看護計画について解説します!



肝硬変の患者さんの情報収集の内容について
 
血液検査 AST(GOT) ALT(GPT) GTP 血清アルブミン (Alb) 血小板数(PLT) コリンエステラーゼ(ChE) 総コレステロール (TC) 免疫グロブリン(igG) 免疫グロブリン(igA) 免疫グロブリン(igM) 総ビリルビン値 間接ビリルビン 直接ビリルビン ALP アルカリフォスファターゼ アンモニア NH3 血清クレアチニン BS(血糖) Na(血清ナトリウム) K(血清カリウム) 腹水 腹部膨満感 食欲不振 食物のつかえ感 体動困難 呼吸困難感 胸焼け感 悪心、嘔吐 便通異常 尿量現象(浮腫) 体重増加 浮腫 水分出納バランス水分摂取量、1日の尿量 ボディーイメージの変化 黄疸

肝硬変の情報収集したけど、アセスメントの仕方が分からないと意味がないですよね汗 下記にてアセスメントの内容について紹介します!

 肝硬変のアセスメント内容
高値であると、細胞が壊れて細胞内から酵素が出てきてしまっていることを意味する。
本来の代謝の働きが出来ない。 肝臓・腎臓・膵臓に多く含まれる酵素で、タンパク質を分解する働きがある。 高値ということはタンパク質の分解が十分にできないということを表す。 

肝機能低下すると値が減少 アルブミンは血管内に水分を留める浸透圧維持の働きもあるため、値が減少すると浮腫が起きているということの指標になる。また、褥瘡・貧血を起こしやすい。 

値が増加していると止血作用が高い。 値が減少していると出血傾向。 肝臓病の活動度 ビリルビンを排泄するための処理を行っているのは肝臓であり、そのビリルビン値が高いということは、肝臓の機能低下が考えられる。 上昇するということは本来保持しておきたい赤血球が分解されてしまっている。

貧血に注意する。 値が上昇するということは肝臓で処理されたものが胆汁に含まれて分泌されるものが分泌されていないということになる。=肝機能低下しているということ。 
エネルギー代謝にかかわる。 
ALPは肝臓から胆汁に排泄されるため、値が上昇するということは、胆汁に排泄されていないということだ。つまり排泄する途中に障害があるということ。 値が上昇している場合は、肝機能の低下が考えられる。肝機能低下により、アンモニアの無毒化が行われず、血中にアンモニアが増加してしまう。アンモニア上昇により、アンモニアが血流に乗って脳に到達すると、肝性脳症の症状が出る。

 値が低下していると、肝機能低下のよって適切なアンモニアの無毒化が出来ていないことが考えられる。 値が低下するとグリコーゲンを分解して血中に放出する働きができなくなり早朝空腹時に低血糖になりやすい。 浮腫や腹水により水分が血管外に漏出し、血中の電解質バランスが崩れていないかを知ることができる。 腹水は腹腔内に多量の液体が貯留した状態であり、液体が貯留することで腹部が膨満する。また腹部の圧迫により食欲不振、体動困難も発生するため、観察する必要がある。

 腹腔内に大量の液体が貯留すると上にある横隔膜が圧迫される。それにより呼吸困難感が発生する。 体液貯留により胃や横隔膜がおし上げられ、左記の症状が出現する。食事は体液貯留を制限するため、ナトリウムと水分制限し、高タンパクとする。

 高アンモニアの誘因となるため排便観察は重要である。アンモニアの原料になるタンパク質を貯留させていないかを知るために便秘になっていないかを観察するため。 

腹水貯留や全身の体液貯留により全身の水分バランスが保てなくなり、心臓に負担がかかってしまう。また腹水の貯留は、門脈圧亢進・膠質浸透圧低下を示し、呼吸困難感の原因となる。 

体液バランスを判断し、体内の水分出納を保てているか判断する 外観の変化は患者の不安を増強させ、病気に対する治癒への関心や意欲の低下が現れる また、ボディーイメージの中には黄疸がある。排泄機能が低下し、胆汁の生成と排泄が障害され、ビリルビンが排泄されず血液中に貯留するため、血中ビリルビンが増加して皮膚などが黄色くなる。その閉塞性黄疸による皮膚掻痒感の出現の有無を知る 

 <看護目標> 
1)代償期  
①肝臓の負担をできるだけ軽減し、細胞の修復をたすけるための行動をとることができる  
②病気と治療の必要性について理解し、治療を継続することができる  

2)非代償期  
①苦痛な症状が緩和される  
②致命的な病態にいたる徴候を早期に発見し、対処することができる  
③予後への不安などの心理的葛藤をコントロールすることができる 

○看護活動 ・症状の緩和  

全身倦怠感が著しい場合は、臥床を促し、安楽な体位がとれるよう援助する。 
以前は、安静にすることは肝臓への血流を増やし、肝細胞の再生や修復を促すということで推奨されていた。
しかし、必要以上に安静を保持することによって脂肪肝を引き起こす危険性があるため注意する。  

浮腫がおきている部位は、臥床する際に挙上する、温湿布を行う、入浴時にマッサージするなどして、リンパ液や血液の循環を促す。
浮腫がおきている部位は皮膚が伸展して脆弱になっているため、爪などで傷つけないように注意を促す。  
腹水がある場合は、ベッドの頭部を挙上し、ファウラー位またはセミファウラー位にすると、腹壁の緊張がとれて安楽であり、また横隔膜が下がることで胸郭が広がり呼吸が楽になる。寝衣は腹部が圧迫されないようなものを選択する。 
塩分制限が行われる場合には、患者に目的を十分に説明して理解を得る。また、塩分が少ないために食欲不信が強まる可能性があるため、塩以外の調味料で味付けをして、食事摂取量が低下しないように援助する。 腹水が著明になると、医師により腹水穿刺が行われる。急激に腹水を排液すると、腹腔内圧が急激に低下してショック状態に陥ることもあるため、医師に指示された排液の速度を維持し、患者のバイタルサインや全身状態の変化に注意する。

腹水の排液中は、患者はベッド上で体動制限をしいられるため、安楽な体位を工夫する。

 血清ビリルビン値が高い場合は、掻痒感が生じないようにするために病室内の気温の上昇や乾燥に注意する。空調システムが整っている場合でも、夕方の西日で室温が高くなるなど、部屋の向きによる環境の違いがあるため注意する。寝衣は吸湿性があり、皮膚への刺激が少ないものを選び、炭酸水素ナトリウム(重炭酸ナトリウム、重曹)などのアルカリ性薬品を湯に入れて清拭すると、掻痒感が軽減する。
かき傷をつくると感染をおこす危険性があるため、爪を短く切っておく。

 ・出血の予防  血小板数の減少や血液凝固機能が低下している場合は、出血をおこさないように注意する。患者には、深爪をしない、鼻を強くかまない、歯ブラシはやわらかいものを使用するなどして、出血するような刺激を避けるよう指導する。注射や採血を行う場合には、止血を確実に行う。

また転倒・転落がおこらないように環境を整え、患者にも注意を促す。

肝硬変の看護計画

#1.肝機能低下に関連した全身倦怠感、食欲不振などの苦痛

  &肝機能低下による諸症状が改善する
   苦痛の強い時は報告でき、適切な日常生活の援助が受けられる
  $入院~肝機能改善まで

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.検査データの追視
  2.全身倦怠感、疲労感の有無
  3.言動、表情、動作、気力減退の有無
  4.食摂取量、水分の摂取量と排泄量のバランス
  5.体重の変化

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.安静度が制限されればその保持につとめ、身の回りの介助を行なう
  2.苦痛が強い時は、患者の好む安楽な体位をとってもらう
  3.臥床下での気分転換を図る方法を患者と共に考える
  4.日常生活のめりはりをつけ、変化のあるような配慮をする
  5.1回摂取量を少なくして回数を増やし、全体摂取量を増やすように工夫する
  6.好みと栄養上のニードを満たすために必要に応じ、塩分摂取には注意しながら補食の検討をする
  7.ゆっくり落ち着いて食事ができるよう環境への配慮を行なう

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.体力の消耗を最少にし、肝への血流量を増加させるための安静の必要性をわかりやすく説明する
  2.食後1~2時間の安静を励行する
  3.高蛋白、高カロリー、高ビタミン、ミネラル、を摂取する必要性を説明する(肝性脳症を伴う場合は高蛋白食は禁忌)

#2.侵襲の大きい検査(肝生検、腹腔鏡、選択的血管造影)に対する不安


  &検査の必要性が理解でき、不安や苦痛が最少限となる
  $検査前~終了まで

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.言葉による表現、表情、動作、不安の程度
  2.食欲、食摂取状況
  3.身体症状の有無と程度
  4.睡眠状況
  5.性格
  6.検査、治療に対する参加度

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.検査前
    1)患者が検査に対して大体のイメ-ジがつかめるよう説明する
    2)予測される苦痛と予防対策について共に考える
    3)床上排泄訓練
    4)排便がなければ浣腸施行
    5)検査前絶食
  2.検査後
    1)バイタルサイン、皮下気腫、腹部症状、出血の有無
    2)安静;体動不可による苦痛の緩和(エアマット、湿布、インテバン軟膏、バスタオル類)
    3)食事;食べやすい形態、嗜好を考慮
    4)疼痛;鎮痛剤の与薬
    5)排泄の介助
    6)創部の観察

#3.血小板の減少による出血傾向

  &出血が予防でき、出血時は速やかに止血できる
  $データの悪化~データの改善まで

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.皮下出血(点状出血、斑状出血)
  2.粘膜出血(口腔、歯肉、鼻腔、肛門)
  3.検査データのチェック
  4.尿、便の潜血反応の有無
  5.食道静脈瘤、胃潰瘍の存在、程度

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.つまずいたり転倒したりするのを予防するために、ベッド周囲の整理、危険物を周囲に置かない
  2.採血、注射後は圧迫を十分にし、止血を確認する
  3.駆血帯の締め過ぎを避け、うっ血を防ぐ
  4.便の性状、肛門周囲粘膜の観察

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.歯ブラシは柔らかいものを使用し、強くこすらないように説明する
  2.排便時力み過ぎたり、鼻は強くかまないように説明する
  3.髭剃り時は電気カミソリを使用するよう指導する
  4.爪を切る時は深爪しないよう指導する
  5.身体を洗う時は、硬いタオルでこすらないよう指導する
  6.血液の付着した物品の処理を看護婦に依頼できるよう指導する

#4.黄疸に起因する掻痒感

  &適切なケアを受けることによりかゆみが軽減することができる
  $データの悪化による症状出現~症状改善まで

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.皮膚の黄染、眼球強膜の黄染
  2.皮膚の状態(掻傷、発疹、発汗、汚れ方)
  3.掻痒感の発症時間、部位、程度
  4.尿の黄染、便の性状の変化の有無
  5.不眠の有無、精神状態
  6.検査データのチェック

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.皮膚粘膜の清潔に努め患者にあった保清を行う
   ・清拭
   ・入浴の許可があれば、かけ湯を行なう(入浴後の疲労感が残らないように、短時間で行なうよう指導する)
  2.発汗が多い時は乾布清拭を行なう
  3.掻痒部位に冷罨法を施行したり、涼しい環境を作る
  4.気分転換となる活動への参加を促す
  5.医師と相談し、掻痒感を軽減させるための内服、注射、軟膏の使用を行ない効果の有無を確認する
  6.夜間不眠時は、眠前に清拭をしたり眠剤の与薬をする
  7.不安を助長させるような言動は慎む

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.掻傷を作らないように爪を短く切り、掻くより叩くよう指導する。手指の清潔に努める。
    必要時、綿の手袋、軍手を使用する
  2.肌着は吸収性に富む通気性のよい柔らかい木綿等の素材で、ゆったりとしたものにする
  3.室内の温度、湿度の調整を行なう
  4.厚着して身体を温めると掻痒感が増強するので、厚着をしないように指導する
  5.掻痒感増強時および不眠時は、報告するよう説明する

#5.門脈圧亢進症、低アルブミン血症による腹部膨満感、腹水、浮腫

  &水分と電解質のバランスが保たれ、アンバランスによっておこる苦痛が軽減でき、安楽に活動ができる
  $検査データの変動~肝硬変を有する期間

肝硬変の観察項目(O-P)

O-1.腹部膨満、腹部緊満、腹水の程度、浮腫の程度
  2.腹痛の部位、程度、性質、持続時間
  3.呼吸困難の程度、呼吸数
  4.水分、尿量、電解質のバランスのチェック、利尿剤の効果、体重・腹囲の推移
  5.皮膚の状態、口渇
  6.排便、排ガスの有無
  7.睡眠障害の有無
  8.苦痛症状に対する患者の表現方法、態度
  9.検査データのチェック
T-1.安静臥床させ、腹部膨満による呼吸運動を妨げないように、また腹圧をかけないで、腹壁の緊張を取る体位の工夫をする(下肢を曲げる、ファーラー位またはセミファーラー位、サイドテーブルの利用、 掛け物の調整など)
  2.衣服はゆったりしたものを着用し、下着や靴下のゴムはゆるめの物を使用する。履物にも注意する
  3.医師の指示による利尿剤を確実に用いるとともに、その効果の判定を行なう
  4.必要時、腹水穿刺の介助を行ない、穿刺後の液漏れの有無、ショックの出現に注意する
  5.適宜清拭を行ない皮膚の乾燥、損傷の有無に留意し、皮膚の清潔に努める
  6.指示により塩分制限を行なう
  7.苦痛は我慢しないでいつでも看護婦を呼ぶように話す
  8.苦痛における緩和を図るため医師と相談する

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.食後の安静、運動制限、入浴制限の必要性を説明する
  2.飲水制限のある場合、その必要性を説明する。制限範囲内で守れるよう指導する
  3.蓄尿の必要性を説明し、確実に畜尿するように指導する
  4.塩分制限の必要性を説明し、守れるように指導する
  5.治療食が嗜好に合わない時は、補食の検討ができることを説明し看護婦に話すように指導する
  6.腸内ガスの発生を促す食物と飲み物、一度の大食を避けるように指導し、横隔膜での余分な圧迫と鼓腸を予防する
  7.体重・腹囲測定の必要性を説明し、確実に行なえるようにする
  8.気分転換を図ったり、落ち着いた静かな環境を整える

#6.食道静脈瘤があり、破裂の危険性

  &破裂の予防ができ、異常時は適切な処置が受けられる
  $食道静脈瘤出現~肝硬変を有する期間

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.食道静脈瘤、胃潰瘍の存在、程度、破裂の危険性(胃内視鏡検査の結果)
  2.吐血、下血の既往の有無
  3.尿、便の潜血反応の有無
  4.腹痛、悪心、嘔吐、胸部不快感の症状の有無
  5.バイタルサインのチェック
  6.検査データのチェック
  7.アルコール歴、喫煙歴、嗜好品

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.患者の理解力に応じて症状を説明し、必要以上に恐怖心や不安を抱かせない
  2.心身の安静および不安の除去
    1)患者の訴えを十分に聞き、苦痛や精神的負担を少なくして励まし、勇気づける
    2)神経を高ぶらせるような態度、行為は避け、誠意を持って接し、信頼感を深めるようコミュニケーションを図る
  3.便通を整える。必要に応じて医師の指示で下剤の与薬
  4.咀嚼を十分に行ない、固形物の嚥下を避けるようにする(食事形態の考慮)
  5.食道静脈瘤からの出血の症状や徴候が出現した場合
    1)誤嚥のリスクを減らすために患者を側臥位にする
    2)絶飲、絶食とする
    3)指示に従って、酸素療法を行なう
    4)バイタルサインのチェック
    5)S・Bチューブ挿入の介助を行なう
    6)循環血液量減少におけるショックの症状と徴候を観察し報告する
    7)患者と家族に対して情動的支援をする
    8)肝性脳症を示す症状や徴候を観察し報告する

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.食事は極端に熱いもの、硬いもの、角ばったものは避けるよう説明する
  2.急激な体重の増加や減少はよくないことを説明する
  3.排便のコントロールを十分に行ない、便の性状、形態の観察の必要性を説明する
  4.尿の性状、一日の大まかな尿量を知ることの必要性を説明する
  5.排便時の努責、強い咳込みなどによる腹腔内圧の上昇をきたすような行動は避けるように指導する
  6.禁煙の必要性を説明する
  7.異常だと感じた時は、些細なことでもすぐに看護婦に知らせるよう指導する

#7.肝性昏睡に移行する可能性

  &手指振戦、排便、異常等の悪化徴候のある時は報告する
  $データの悪化~改善まで

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.意識障害の程度(気分・行動の変化、書字の変化、記憶力・集中力・注意力の変化、見当識障害の有無、羽ばたき振戦の有無、性格の変化の有無)
  2.睡眠リズムの変化
  3.水分、電解質のバランス
  4.排便状態
  5.消化管出血の有無
  6.バイタルサインのチェック
  7.検査データのチェック

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.排便習慣を促し、排便のコントロールを図る
  2.高アンモニア血症またはその徴候があれば蛋白質制限、ラクツロースの内服、注腸を医師の指示により行う
  3.水分出納、電解質のバランス管理
  4.意識レベル、体重の推移、一般状態の観察を行う
  5.バイタルサインのチェック
  6.危険を防止するため、ベッド柵の使用や必要時抑制帯を使用、監視を充分行う。
    不穏時医師と相談し鎮静剤を使用する
  7.気道を確保し、窒息予防をする
  8.十分な時間をかけてコミュケーションを図る
  9.皮膚粘膜の清潔保護に留意し、口腔内の清潔にも注意する。失禁、バルーンカテーテルの留置や下痢による尿路感染防止のため尿道口の消毒、陰部洗浄を行う

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.気分不快がある時は直ちに看護婦に報告するよう説明する
  2.昏睡憎悪因子について説明する
  3.肝臓の代謝負担を軽減するために感染を予防し、安静を守ることの重要性を説明する
  4.患者をとりまく人々に患者の状態について説明し、支えになってくれるように依頼する
  5.知的・感情的変化は肝機能が改善すればよくなってくることを説明する

#8.寛解と増悪と入退院を繰り返し経過が長く不安が大きい

  &肝硬変症に起因する生活スタイル、社会的役割の変化によって起こる感情や、悲嘆の感情が表出でき、セルフケア活動と治療に参加することができる
  $肝障害の出現~肝硬変を有する期間

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.患者の言葉による表現、表情、動作、焦燥感の有無
  2.睡眠状態
  3.病識(肝硬変症についての医師からの説明と受け止め方)
  4.自己管理に必要な知識の量、理解度、意欲
  5.治療、検査に対する参加度、回復への期待度
  6.サポートシステム
  7.社会的役割の変化、患者を取り巻く人間関係
  8.以前の対処方法

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.頻回に訪室し、患者とのコミュニケーションを多くもち、感情表出を促し受容する   
  2.悲嘆を克服する過程に必要な時間を十分もてるように余裕をもってかかわる
  3.情報を求められた場合、的確に答えられるようにし、医師との連携を密にし患者自らが病気を受け入れられるよう援助する
  4.いつでも相談にのる姿勢を示し、キーパソン、家族、友人との連携を図りつつサポートシステムを確立する
  5.悲嘆が長引いたり、退行するようであれば医師に相談する
  6.不眠時、医師の指示により睡眠剤の与薬を行なう

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.不安なことは何でも看護婦に伝えるよう説明する
  2.肝硬変悪化予防のための日常生活の管理の必要性をどの程度理解しているか確認し、不足点を指導する
  3.現実の変化と変化に対する望ましい対応の在り方について理解を促し、現実の自己のありようを受容できるように援助する
  4.肝硬変の慢性疾患の特性として、この過程が繰り返されるかもしれないことが受容できるよう援助する
  5.病気の経過と治療の効果に対して現実的な望みをもつように援助する

#9.疾患の特性により、長期の療養生活において食事療法が守られにくい

  &正しい食事療法の内容とその理由について理解し実践できる
  $肝障害の出現~肝硬変を有する期間

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.食事への関心、理解度
  2.栄養状態、体重の変化
  3.家族のサポート体制

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.食生活習慣、生活行動サイクルを知る
  2.好みと栄養上のニーズを満たすための可能な範囲を検討する

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.治療食は肝臓の治癒を促進し、肝障害の進行のリスクを軽減することを指導する
  2.栄養指導を行なう
    1)高蛋白、高ビタミン、高カロリーをバランスよく摂る(アンモニアの推移、糖尿病、腎障害など有すれば別メニューとなる)
    2)3食を規則正しく摂取する
    3)塩分を多く含む物、加工製品は避け、うす味とする
    4)標準体重を維持し肥満にならないようにする
    5)サポート者と共に栄養士から食事指導をうける
  3.食後1時間程度の安静が保たれるよう指導する
  4.食道静脈瘤がある場合
    1)食事はよく噛み、ゆっくりと食べる
    2)素材の粗い物、固いもの、熱すぎるものは避ける
    3)香辛料の強い物、酸っぱい物、カフェインを含んだ物・飲み物を避ける
  5.禁酒の徹底を指導する
    1)飲酒によって悪化することを理解させる
    2)サポート者、家族、患者を取り巻く人々の協力を得る

#10.セルフケア不足から退院後の生活指導が守れない

  &身体的制約、治療による活動制限等の範囲内でセルフケア活動が行なえ、生活管理ができる
  $肝障害出現~肝硬変を有する期間

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.病気への理解度、関心
  2.セルフケアへの意欲、自立度
  3.指導内容への理解度
  4.体調の変化に応じた対処能力

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.患者が理解できる用語で肝硬変について説明する。病気は慢性疾患であり、合併症の発現を遅らせたり、予防するためには治療を忠実に守ることが大切であることを十分に説明する
  2.病気に対して誤って理解していることを明らかにし、指導する
  3.治療計画に参加するよう指導する
  4.ライフスタイルに治療を組み込むための方法を見い出せるように援助する。ライフスタイルを完全にかえるのでなく、ライフスタイルの修正に焦点をあてる
  5.説明や指導の場合にサポート者、家族を参加させ、支援するよう指導する
  6.患者自身が可能な限り多くのケアを継続、実施していくことの重要性を強調する

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.治療が中断すると必ず悪化することを理解させ、自己診断で中断しないよう指導する
  2.定期受診の必要性を指導する
  3.薬物療法の必要性を理解させ、正しい服用方法と自己管理を指導する
  4.細かな変化に対して自己判断せず、受診行動がとれるよう指導する

#11.ボディイメージの障害によって闘病意欲が脅かされやすい

  &外観の変化、ライフスタイル、役割の変化などを受容することができ、闘病意欲が維持できる可能な限りの自立を獲得できる
  $外観の変化の発現後~肝硬変を有する期間

肝硬変の観察項目(O-P)
O-1.自己について語るときの表情、動作
  2.自己についての表現(自己卑下、不満、自己嫌悪の感情、自責、過去へのこだわりの訴え、自己の評価)
  3.無力感、劣等感、敗北感、挫折感、失望感、孤独感などの存在
  4.外見上の変化、社会的役割、ライフスタイルの変化に対する受容度
  5.価値観、生活目標、生きがい
  6.疾患への理解度

肝硬変の援助計画(T-P)
T-1.障害に対し過去の有効な対処法を見い出し、役立てるよう援助する
  2.患者が体験した変化に対して、うまく適応していると思われる行動を観察し支援する
  3.他者へのセルフケア、ニードの依存を行ないながらも許可され、耐えられる範囲内で新しい生活基盤が考えられるよう支援する
  4.患者の表現に耳を傾け、必要な情報を与えることで他者との連携がうまくいくように援助する
  5.家族やサポート者とのコミュニケーションを円滑にし、必要な情報の提供と患者との関係がうまくいくように援助する
  6.社会的活動に興味をもち参加することを奨励する。また患者ができる可能な趣味、活動を共にみつけるようにする

肝硬変の教育計画(E−P)
E-1.外見上の変化は治療を続けることで、部分的に回復の可能性や軽減することがあることを説明する
  2.可能な限りの自立を維持し、実施できる方法を指導する
  3.指示された活動制限内で、できる限りのセルフケアを行なうようにすすめ、患者をとりまく人々にも患者が自尊心を取り戻し、自立していけるような働きかけを指導する

 6.まとめ

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看護研究科 小日方 さくら

Author:看護研究科 小日方 さくら
某看護大学を卒業して大学病院で8年勤務。 その後フリーのライターとして活動しています! 看護学生さんに役立つ情報をいっぱい記載してます! ぜひ見に来てくださいね♡

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