看護実習中のトラブルに遭遇 そんなときの対処法 学校では教えてくれないイロハ

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    By看護研究科 小日向 さくら

    みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくらです(@lemonkango)です。

    今回は看護実習中の様々なトラブルに遭遇した場面。 学校では教えてくれない対応や事前準備について解説したいと思います。

    吹き出し イラスト6

    看護実習中のトラブルに遭遇 そんなときの対処法 学校では教えてくれないイロハについて解説します



    絶望4

    1.実習受け持ち患者から拒否 どうしたら良い?



    看護実習で2度の失敗をしてしまい、患者さんからの拒否もあり、3つの実習を落としてしまい、留年となりました。だけど、先生からは学力的に無理だし、危ないから辞めないと言われています。しかし、私は看護師になりたいのです。コミュニケーションも苦手なため、適性がないと判断されて、退学に追い込まれています。
    来年、もう1度、チャンスがほしいです。 生徒を応援して再教育をしようというのが先生達からは感じられません。私はどうしたらいいんでしょうか…。辞めたくないです…。 引用 - 看護実習で2度の失敗をしてしまい、患者さん・・・

    看護学生です。長文の愚痴ですが、聞いてほしいです。 明日で実習最終日ですが、今回の実習は散々でした。
    受け持ちの患者さん選びでチームメンバーでもめにもめて、 どの子も大変な患者さん受け持ちたくないとのことで 「リーダーなんだから私さん受け持ってよ」と術後観察の必要な患者さんを 半分押し付けられるような形で受け持つことになりました。 術後観察については毎日昼休みを削ってなんとか観察項目を 考えだし、乗り切れたのですがその後が大変でした。
    離床を促すにも「痛い、嫌だ、動きたくない」と患者さんが言い、 痛みの原因は医者にもわからず、体位の変更や温罨法を勧めても 「いや。いい。」とだけ言い、痛み止めも全然効いておらず援助がうまくできませんでした。 シャワー浴を勧めても「疲れたからいや、動けない」と言う割にはリハビリは行えたり、 痛みの原因や緩和を考えながら援助をし、他にも飲水を促したり歩行を促したり清潔ケアを促したりするも度々うまくいかず、 (日替わりで変わる)担当看護師からは「空気読んでやってよ」と言われ、結局明日で終わりなので中途半端に終わってしまいました。
    明日で最終日という今日、今日の担当看護師から 「こういう方法とか、ああいう方法とか考えられなかったの? もっといろんなケアの方法とか声掛けの仕方があったじゃん。 リハビリとかベッド上のリハビリとか考えないの? 興味ないんだね、やるきないでーす笑 この実習で何一つできてなかったね、何やってたの? 痛くて嫌ってそれ学生さんだったから嫌だったんじゃない?笑 そうでしょ?笑 本当足りない、全然足りないねー笑 この実習意味なかったねー笑 ○○さんの学生さんはちゃんとリハビリ考えてやってたのにー」 と言われて何ともやるせない気持ちというか、悔しい気持ちです。
    他の学生はほぼ自立してる患者さんばかりで援助と言えば バイタルと環境整備、ほかにやることないからと言い足浴やリハビリ、 シャワー浴の見送りなどをやっていました。 私があれこれやっている午後も 「午後は自由時間だから記録やるー!終わったらコミュニケーションでも行こっかなー!」と話しており、私だけが苦労してるみたいで本当に嫌な気持ちになりました。 もう、実習落ちるんじゃないかと思い、学校の指導教員に相談したら 「あなた実習の点数なんて気にしながら実習してるの!? それって患者さんにすっごい失礼!!」と怒られてしまいました。
    いろいろぼかしてる部分が多いですが、あれこれ考えて促すも嫌々言われて なんとか最終日までに記録も終わらせてきたのに 最終日近くなって大量にダメだしされ、何にもできてないと言われて ちょっと上手くまとまらないのですがこれまでなんだったんだろうって感じです。 実習については「後退することなく前向きに頑張れてたし、なんとか評価するから明日一日がんばれ」と言われたので なんとか落ちることはない、と思います。(というか、思いたいです。)
    最後の方ちょっと泣けてきちゃってうまくまとまらないですが、 なんか看護師の態度が嫌だったのと誰かに受容してほしくて書きました。 ここまで読んでいただきありがとうございました。



      引用 -【愚痴】「学生さんだったから、患者さん嫌がったんじゃないの?笑」

      2件の内容をご紹介しました。
      さて、みなさんこんな経験があってこのサイトをご覧になっているかと思います。
      その対策についてご紹介させて頂きます。
      はじめに、
      「受け持ち患者からの拒否」は「看護学生さんのせい」ではありません!  
      病棟看護師(指導者)や教員の調整不足です。
      ただ、教員や指導者は人の学生にのせいにしたほうがメンツが立つからにほかなりません。
      その研究論文も出ています。
      一部抜粋して紹介します。  
      「臨地実習学習表が不合格となり留年となった学生の体験」 壷野 美奈子著 2014

    1)留年の原因

    2)符号学・留年時の心境

    3)始動時の学生を追い詰める要因

    4)学生を追い詰める実習環境

    5)符号学・留年時の親の反応

    6)学生が驚異wに求める教育実践

    7)立ち直りを支えた要因

    8)学生の自己理解を育てむ支援体制

    9)後輩へ送るメッセージ
     
    10)実践力強化を目的とした実習内容の見直し



    をまとめていた論文になります。
    ここで注目したいのが、要約してお伝えします。
    「中途半端な看護レポートをやって膨大な時間と労力無駄にするくらいなら実習先の問題を改善するためにプロジェクトチームを立ち上げて、改革して実施して、評価をして、修正して・・・・って継続することに力を入れたほうがいい。」
    分かりきっている内容ですが、教員や指導者は分かってないのが一番の問題ですね。
    こういう論文も多数出ているのに何も改善しないのが問題ですね汗
    看護学生さん、受け持ち患者から拒否をされても落ち込まないでください。
    それは調整不足である実習先の問題になります。
    学生さんは自分自身も責めるのは辞めましょう。 何も解決しません。 
    何も解決しません!
    斉藤一人さんの良い言葉をご紹介します。
    「自分に足りないのは、人を褒める努力」
    実習指導者や教員は「本質」が見えていないので学生の留年に目を向けないのが問題ですね。
    本質を見えていない指導者や教員に何を言っても意味がありません。
    ここから患者から実習拒否を頂いた際の対処法について解説していきます。

    2.患者から実習拒否を頂いた際の対処法について


    教員や実習指導者が口を酸っぱくして言う言葉は「時間があるときは、患者の傍にいなさい」です。
    ですが、四六時中、患者のもとに行くのは患者にとっても学生にとっても苦痛でしかありません。
    自分に置き換えてみてください。  赤の他人が四六時中、傍らにいられると無駄に緊張しますし、邪魔に感じますよね?
    患者さんから実習拒否される際の特徴として上記の内容が主になります。
    (顔が気持ち悪いと拒否を食らった後輩がいますが、これは除外します笑)
    📌ポイント

    実習拒否をもらわないコツ


    1)記録の時間を作ったりして、適度に距離を置く。

    2)患者様の状態などを確認して行動。患者によって感性や個別性が違うので臨機応変に対応する。

    3)患者はいろいろな方がいるので、こうして経験したことを大事にして、そのあと関わることになる他の患者さんとの接し方を学んでいけたら良いと感じたと記録に書く(指導者や教員から評価してもらえます)

    4)自分が受け持たせていただくことでご迷惑をおかけしているのでは…と不安になるときがよくかと思います。
    だからこそ、自分がしたいことより患者さんが求めていることができているか考えながらケアするように心がけるようしていきましょう。患者も1人でゆっくりしたい時もあると思うので、そういうときはあえて病室に行かないなど適度な距離を保つ

    5)朝に1日の予定や援助についてあらかじめ患者さんと相談するようする。午前中なのか午後なのか、予定を伝えることで患者さんもプライベートな予定が立てやすい


    になります。 絶望3

    3.実習メンバーの人間関係



    看護学生をしています。 一月から実習が始まりました。 もともとコミュニケーションがうまく取れず内向的な性格で、実習をこなしていくなかでなんとかなっていくのかな、と思っていました。
    しかし患者さんにうまく言葉をかけることが出来なかったり、患者中心に物事を考えることが出来ていないことがたびたびあります。 またグループでの実習なのですが同じ患者さんを受け持つ学生に対してもうまくコミュニケーションがとれず迷惑をかけるばかりの毎日が続いています。 先日はそのペアの学生がほかの子に相談をしたらしくそれを聞いた学生から、遠回しですが私がなにか出来なかったり、連携がとれないなどに対して困っており、ペアだけでなくほかのメンバーにも影響していると言われました。
    一月の実習が始まり3クール目に入るのですが今でもずっと緊張した気持ちと漠然とした不安があり、実習中に泣いてしまったりとした状態が続いています。何度か見かねた教員が相談員のもとに行くように促され相談に行き、先日は学校の先生でもある精神科医にカウセリングにも行きました。
    非薬物療法を教えていただいたのですが不安などは落ち着くかも知れませんが、人間関係は難しいと感じ、正直辛いです。
    記録を書くにもその場面が浮かんでこなくてかけずに何時間もかけて書き終え、睡眠不足も続き、ケアの手順を考えるときも何も浮かんでこなかったり案が出てきてもうまく伝えることができずに迷惑ばかり掛けてしまっています。 明日からまた実習が始まるのに何も手につかない状態で困っています。
    もう何をどうしたらいいかすらよくわかりません。 親や友達に相談しようにも笑われたり甘えてると思われるんじゃないかとなかなか打ち明けられなかったり、気持ちをうまく表現することができません。引用 - 知恵袋


    看護学校での人間関係について。18歳女です
    私は最近看護学校に入学しました。そこでお弁当を食べるグループや、数人の友達はできました。ですが、所属しているグループは私含めて3人組です。さらに私以外の2人はもうすでにかなり仲が良く、私1人除け者にされてしまうのではないかという不安が強いです。
    看護学校で1人でもやっていけるのでしょうか?
    もし実習で誰ともペアになれず笑われたら…という気持ちでいっぱいです。
    看護学校は友達を作るために入学した訳では無いということはわかっているのですが、やっぱりなんだか自分が悪い意味で目立ってしまってる気がしてかなり辛い状況です。引用 - 知恵袋


    ここでは実習メンバーなどの人間関係について解説します。
    看護学生さんの性格で内向的で積極的に発言できない等、うまく連携が取れないなど、様々な人間関係の問題があるかと思います。
    人間関係については、看護だけでなく一般社会でも問題となっていますよね汗
    大きくニュースになったのは、「大口病院の看護師による連続殺人事件」です。
    本質を知るためには、大口病院の看護師による連続殺人事件について大いに参考になりますので、ご紹介したいと思います。

    📌ポイント

    事件が起こる前もトラブルが度々発生 すべて4階で起きていた。


    最初の異変は今年4月。看護師用のエプロンが切り裂かれているのが見つかった。さらに6月20日には、患者1人のカルテ数枚が抜き取られていたことが発覚した。病院はスタッフへの聞き取りを実施。横浜市は7月上旬に情報提供のメールから、エプロン切り裂きの事実を把握した。 8月には、女性看護師がペットボトル飲料を飲もうとして違和感を訴えた。ボトル上部から、注射針ほどの穴が見つかっており、飲料は「漂白剤のような」味がしたという。病院側によると、これらのトラブルは全て4階で発生している。

    📌ポイント

    8月にはツイッターで「告発」


    事件をめぐり、病院内でのトラブルを告発していた事件から1カ月以上も前の8月、この病院内での同じようなトラブルを告発していたツイッター投稿が注目を集めている




    ツイッターではニュースでは報じられない様々な内容が報告されていますね
    最後に全貌ですが、ツイッターの内容は正しいと裏付けるニュースが発表されました。


    横浜市神奈川区の大口病院で2016年9月、入院患者2人が相次いで中毒死した事件で、神奈川県警は28日、病院の当時の看護師久保木愛弓容疑者(31)=横浜市鶴見区=を2人目の殺人容疑で再逮捕し、発表した。


    さて、大口病院の例をあげましたが、何を言いたいかと言うと・・・
    人間関係悪化によって職場のストレス度が上昇し看護師間でいざこざが患者さんに当てつけに殺人を犯してしまったということです。
    ニュースでは2名の殺人容疑がかかっていますが、看護師の久保木さんが退職してから大口病院の4階病棟では亡くなられる患者さんが減少したとのことです。
    実習グループでも同じことが言えます。
    グループ間の人間関係が悪化していると予想だにしなかった事故や事件が発生することがあります。
    ですので、人間関係 本質を言えば「信頼関係」をより重視して行動していかなければならないと言うことです。
    いろいろな方がいて難しいですよね汗 人間関係って汗
    どうしたら良いのかについては・・・
    改善できていれば大口病院の看護師大量殺人事件に発展していなかったことでしょう。
    余談ですが、厚労省、看護協会などからの対策について今の所発表はありません。


    絶望2

    辛い領域別実習や基礎看護学実習で理不尽な看護業界を見て・感じて今まで机上の勉強を続けてきたけど、実習を何度か経験していくうちに本当に看護は合わないと思いやめたいと思いながら学校を続けてきている看護学生さんも多いかと思います。

    そして何度も看護学校を限界で辞めようと思っている方がいらっしゃるかと思います。 辞めるのは簡単ですが、その後の将来について・進路について不安で一歩が踏み出せず、さらに嫌な実習や学校に行き続ける自信もない・・・ 

    そんな看護学生さんに送りたいやる気スイッチについてご紹介できればと思います

    1.やる気スイッチは脳科学で解明されました!


    「実習頑張って、看護学校を卒業してやるぞ!」とモチベーションを上げて、がんばりたい。 この言葉だけで頑張れたらどれだけ簡単なことでしょうか? このサイトをご覧になられている方はきっと、やる気・モチベーションが下がっているけど、どうにかしてやる気スイッチを押したい、モチベーションを高めたいと考えている方が多数だと思います!

    やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学



    『やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学』(ハイディ・グラント・ハルバーソン:著、林田レジリ浩文:訳/ディスカヴァー・トゥエンティワン)を参考に「やる気スイッチ」の押し方についてご紹介したいと思います!

    病気にかかったら症状や検査などから診断して治療していくように、やる気のない状態を作り出すさまざまな原因を行動パターンなどから探って、心理学的に治療法を見つけていく。本書では「万人に共通する、たったひとつの方法などはない」という考えのもと、人を3つの軸をもとに8つのタイプに分け、それぞれに合ったやる気を出す最適な方法を著書では提案しています。

    留年4 


    2.やる気スイッチの押し方

    📌ポイント

    (1)マインドセット

     やる気を上げるには、自分のタイプを知らなければならない。それを知るための軸のひとつが「マインドセット」という考え方の癖だという。人は「証明マインドセット」と「成長マインドセット」のどちらかを持っていて、どちらを持つかでタイプが変わる。「証明マインドセット」を持つ人は、他人に自分の能力を証明したい。ミスやできないことを恐れ、不安になり、あきらめるという思考になりやすい。「成長マインドセット」を持つ人は、自分が向上することに焦点をあてていて、他人の目はあまり気にしない。モチベーションを上げるには「成長マインドセット」を持つことが有利に働くのだ。

    📌ポイント

    (2)フォーカス


     同じ目標に向かっていても、成功や称賛を得ることに焦点をあてる「獲得フォーカス」タイプの人、リスクや批判を避けることに焦点をあてる「回避フォーカス」タイプの人では、やり方は変わってくる。自分がどちらのタイプであるかを理解して、タイプにあったやり方や、考え方にあったアプローチでやる気を高めていくことがポイントになる。

    📌ポイント

    (3)自信の有無

      自信がないと人はなかなか動くことができない。だから、やる気を上げるためには、自信は必須の要素になる。自信がないときは、自信の裏付けにとなる成功体験を積み重ねて、自己効力感を上げていかなければならない。この自己効力感というのは、望む結果を得るために必要とされる能力が自分にはあるという確信だ。難しいと感じる目標や課題をやり遂げたという体験は自己効力感を大きくする。達成した成功体験を豊富に持っていれば、困難な場面に直面しても自信は簡単には揺らがなくなるのだ。こうした自信はやる気へと繋がっていく。  モチベーションを上げる方法はたくさんあるが、いったいどの方法が自分に合うのだろうか。本書を手に取って、自分に合ったやる気を上げるスイッチを見つけてほしい。やる気は人を動かす。生きがいのある人生を送るための、やる気スイッチを知ることはとても大切なことになるはずだから。


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