自閉症スペクトラム症について看護の対応について解説します!

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    By看護研究科 小日向 さくら

    みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(@lemonkango)です。

    空気を読めなくて困っていませんか。あるいは周りに空気を読めなかったり,臨機応変な対人関係が苦手な人はいませんか。

    もしかしたら,その人は「自閉症スペクトラム」と呼ばれる特徴を備えているのかもしれません。




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    自閉症スペクトラム症について看護の対応について解説します!



    自閉スペクトラム症 画像 

    1.自閉スペクトラム症とは






    まず「自閉症スペクトラム」のスペクトラムとは直訳すると「連続性」という意味。

    自閉症には重症から軽症まであり、知的に障害がある場合もあれば、知的レベルの高い人もいて、その症状の現れ方はさまざまであるということ。

    また、自閉症の中だけでなく自閉症の診断基準から外れて、アスペルガーや特定不能の広汎性発達障害といった診断になるような、より定型発達に近い例から、定型発達の健常者に至るまで症状が連続していて、ここから『障害』と言えるような境界も無いという考え方のこと。

    (ただし、自閉症の3要素「社会性の問題」「コミュニケーションの問題」「想像力の問題」は共通している。)

    誰しもがその因子を持っているが、症状の濃い方、薄い方がいて下に行くほど「普通」となるピラミッドのような形をしている。

    ・症状の強い人たち 

    ・普通と言われている人たち 

    2.自閉症スペクトラムの特徴について

    基本的に3歳(幼稚園~)から社会性を帯びていくが、スペクトラムの人はそれが遅い。


    (大体10歳くらいから理解し始めるらしい)
     
    1、対人相互性(関係)(がない)

     
    相手の立場になって考えられているか、他の人と一緒にいるときに、どのように振る舞うべきかという力のこと
    →しかし考えられず、結果、空気を読めていないと感じさせてしまう事が多い。

     
    Ex)怒っていることがわからない


    2、コミュニケーション(がとれない)

     
    言語的、非言語的がある。(これらを総合的に踏まえて評価していく)それが出来ない。
    →相手が言っていることを正しく理解する受信の力と、自分の思っていることを相手に伝える発信の力についてのこと

    3、イマジネーション(がない)

     
    「普通」は不安があるとそれを補おうとして、自分の経験などから想像をしていく。

    しかし自閉症の症状が強く、それが出来ない人は自分の中でルールを決めたり、手順を決めてしまったりする。
    Ex)外出時、準備が遅く「きちんとしなさい!」と言われて早く出なければいけないのに帽子をかぶってしまったり
    Ex)食事中ご飯で遊んでいて「きちんとしなさい!」と言われて片づけを始めてしまったりと本人なりにはきちんとしているのに上手くいかない事がある。(自閉症のこだわりなどが強く、結果失敗してしまう。)


    何がいけないのか?

    自閉症スペクトラムの方はそういったことから二次障害を起こしやすい。

    どんなことが起こるか。

    →何をしてもダメなんじゃないか、自分はダメだと思ってしまう。
    →自分はしっかりやっているのに、怒れられる。
    →抑うつ、癇癪、不安が起こる


    補足:こだわりについて

     
    ボーダーは不安を抑えようとして、自閉症は自分のしっくりくるところを探していく。

    そのため自閉症スペクトラムの方は決まったパターンを作っている場合が多く、また、それの固執がしていることが多い。

    ↓←パターンの崩れる変化(身体的な病気、身内の病変、環境の変化)

    パニックになってしまう傾向が強い。(イマジネーションがないため、不安に対してパター
    ↓                 ンのほかにどう対応していいのか分からない。)

    (なので)具体的に物事の見通しを与えると本人は安心できる。

    3.二次障害での対応について


    指示の入れ方(→本人の出来そうなハードル設定にして)


    1、視線を合わせる

     
    Ex)s「お母さんの目を見て」


    2、「具体的」で「シンプル」な言葉で

     
    →曖昧な言葉はイマジネーションがないため、想像できない。
    →複数の事を一度に言うのではなく、一つずつに言う。

    3、少し待つ(これがすごく大事)

     
    →出来なかったら1へ

    4評価

     
    ・ほめる(なるべくこちらが多い方が良い)
    ・叱る(こちらの経験が増えると自分はダメだと言う感情を蓄積していくことになってしまう)


    もし不安・パニックが出現したら「見通し」を与えること。
    言語的だけでなく、視覚的情報も踏まえて
    EX)いつまで、何時まで、数字、回数、カレンダー、文字として


    明確に伝えてあげる。


    4.まとめ



    いかがでしたでしょうか?

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