実習に行きたくない看護学生さんのやる気スイッチの押し方

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    By看護研究科 小日向 さくら

    みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくらです(@lemonkango)です。

    辛い領域別実習や基礎看護学実習で理不尽な看護業界を見て・感じて今まで机上の勉強を続けてきたけど、実習を何度か経験していくうちに本当に看護は合わないと思いやめたいと思いながら学校を続けてきている看護学生さんも多いかと思います。

    そして何度も看護学校を限界で辞めようと思っている方がいらっしゃるかと思います。 辞めるのは簡単ですが、その後の将来について・進路について不安で一歩が踏み出せず、さらに嫌な実習や学校に行き続ける自信もない・・・ 

    そんな看護学生さんに送りたいやる気スイッチについてご紹介できればと思います

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    実習に行きたくない看護学生さんのやる気スイッチの押し方について解説したいと思います!


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    1.やる気スイッチは脳科学で解明されました!

    「実習頑張って、看護学校を卒業してやるぞ!」とモチベーションを上げて、がんばりたい。 この言葉だけで頑張れたらどれだけ簡単なことでしょうか? このサイトをご覧になられている方はきっと、やる気・モチベーションが下がっているけど、どうにかしてやる気スイッチを押したい、モチベーションを高めたいと考えている方が多数だと思います!

    やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学

    『やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学』(ハイディ・グラント・ハルバーソン:著、林田レジリ浩文:訳/ディスカヴァー・トゥエンティワン)を参考に「やる気スイッチ」の押し方についてご紹介したいと思います!

    病気にかかったら症状や検査などから診断して治療していくように、やる気のない状態を作り出すさまざまな原因を行動パターンなどから探って、心理学的に治療法を見つけていく。本書では「万人に共通する、たったひとつの方法などはない」という考えのもと、人を3つの軸をもとに8つのタイプに分け、それぞれに合ったやる気を出す最適な方法を著書では提案しています。

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    2.やる気スイッチの押し方


    📌ポイント

    (1)マインドセット

     やる気を上げるには、自分のタイプを知らなければならない。それを知るための軸のひとつが「マインドセット」という考え方の癖だという。人は「証明マインドセット」と「成長マインドセット」のどちらかを持っていて、どちらを持つかでタイプが変わる。「証明マインドセット」を持つ人は、他人に自分の能力を証明したい。ミスやできないことを恐れ、不安になり、あきらめるという思考になりやすい。「成長マインドセット」を持つ人は、自分が向上することに焦点をあてていて、他人の目はあまり気にしない。モチベーションを上げるには「成長マインドセット」を持つことが有利に働くのだ。

    📌ポイント

    (2)フォーカス


     同じ目標に向かっていても、成功や称賛を得ることに焦点をあてる「獲得フォーカス」タイプの人、リスクや批判を避けることに焦点をあてる「回避フォーカス」タイプの人では、やり方は変わってくる。自分がどちらのタイプであるかを理解して、タイプにあったやり方や、考え方にあったアプローチでやる気を高めていくことがポイントになる。

    📌ポイント

    (3)自信の有無

      自信がないと人はなかなか動くことができない。だから、やる気を上げるためには、自信は必須の要素になる。自信がないときは、自信の裏付けにとなる成功体験を積み重ねて、自己効力感を上げていかなければならない。この自己効力感というのは、望む結果を得るために必要とされる能力が自分にはあるという確信だ。難しいと感じる目標や課題をやり遂げたという体験は自己効力感を大きくする。達成した成功体験を豊富に持っていれば、困難な場面に直面しても自信は簡単には揺らがなくなるのだ。こうした自信はやる気へと繋がっていく。  モチベーションを上げる方法はたくさんあるが、いったいどの方法が自分に合うのだろうか。本書を手に取って、自分に合ったやる気を上げるスイッチを見つけてほしい。やる気は人を動かす。生きがいのある人生を送るための、やる気スイッチを知ることはとても大切なことになるはずだから。

    3.看護学生さんの学校を辞めたい心理と性格についての考察

    看護学生さんがなぜ、実習や看護学校が辛いかその「本質」を私達、臨床看護師や教員、指導者を行っている看護師さんは理解しているでしょうか?

    さらに、看護学生さんは客観的に学校を辞めたい理由について「本質」をしっかりと見据えていますか? はじめに看護学校が看護学生に押し付けている度が過ぎている教育について解説します。

    看護学校が求めてる看護学生の像と看護学生さんが感じていることを以下にまとめました。

    【課題の設定】、【解決方法の模索】、【責任ある行動】、【成長の実感】、【決定する力】の5カテゴリーを看護学校は求めています。

    【課題の設定】、【解決方法の模索】、【責任ある行動】、【成長の実感】は学生の主体性を育むステップとなっており、その基盤は【決定する力】となっている。主体性が発展するためには【課題の設定】及び【決定する力】に対する学生のレディネスや学習習熟度に応じた教員の支援が重要であるとされていますが、看護教員は国家資格の教員免許や狭い世界の「看護」以外の現場で一般の方々を教育した経験や一般会社の就職歴がなく、上記で述べている内容の思想を学生に押し付け精神を圧迫させ疲労させていきます。

    看護学生さんは講義・学内演習のグループでの主体性の促進の繰り返しにより、育まれた【決定する力】を基盤に、臨地実習において、学生個人を対象とした主体性を促進する仕組みをつくること、授業での達成課題を明確にし、その解決方法、行動を学生が考えられるように支援すること、最後に課題の達成状況を学生が実感し、その成果を確認できる場を提供されているかと思います。

    個別性、個別性うるさいくせに、看護学生さんの個別性を度外視し古臭い教え方をしているのが看護学校になります。看護学生の主体性の構成要素である、【課題の設定】、【解決方法の模索】、【責任ある行動】、【成長の実感】、【決定する力】を求めているのに、毎年10数名の留年や退学者を出している原因の本質を見据えない看護学校が多数であるのが上記の思想の押し付けと個別性を度外視していることにあるかと思います。

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    4.それでも私は看護師になりたいと想う気持ちは変わらない。

    当たり前ですが、看護学生さんの心理について改めて解説したいと思います

    【留年の原因】【不合格・留年時の心境】【指導時に学生を追い詰める要因】【学生を追い詰める実習環境】【不合格・留年時の親の反応】【学生が教員に求める教育実践】【立ち直りを支えた要因】【学生の自己理解を育む支援体制】【後輩へ送るメッセージ】【実践力強化を目的とした実習内容の見直し】の 10 カテゴリーがあります。

    不合格・留年学生はプレッシャーに弱く、指導時に過度に緊張しパニックになってしまう傾向があると言えます。また、教員や実習指導者の指導方法や評価方法が学生を精神的に追い詰める要因となっていたなど、不合格・留年学生に必要な指導・支援方法が不十分であることが明らかになっています。

    現在、看護学校を辞めたいと思う看護学生さんは上記に当てはまることが多いかと思います。 それでも、私は看護師になりたい。と強く思う看護学生さんにお伝えしたい「やる気スイッチ」の話に戻ります! 上記で説明したとおり、3つのやる気スイッチの方法が著書で述べられています。 参考にしてどのようにモチベーションややる気スイッチを押せるか自己の振り返りが必要になってきます。

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    5.まとめ

    ごめんなさい。 全然、まとまっていない記事になってしまいました。 またの期会にしっかりと記事を見直して追記していきたいと思います汗
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