高齢者の頻尿│認知症高齢者の頻尿の看護計画について解説します。

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    By看護研究科 小日向 さくら





    記載日:2017/07/17
    更新日;2018/05/09
    頻尿


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    大日方さくら


    こんにちわ! 看護研究科の大日方 さくらです!基礎看護学・成人・老年看護学実習でよく遭遇する疾患の1つとして、認知症の高齢者を受け持つ事がよくあります

    その中で今回は、認知症の高齢者の方で頻尿の訴えが頻回でトイレ要求がある患者さんの看護の実際や看護のポイント、看護の展開について解説したいと思います






    1.高齢者の身体・精神・社会的な部分をしっかりと学習しましょう!



    ・身体的側面の変化として恒常性と4つの力があります!  

    ①防衛力の変化・・・ex)免疫力、反射神経

    ②予備力の変化・・・普段使う能力以上に蓄えられ    
             ているゆとりの力 
             低下するとストレッサーに対処で  
             きない

    ③適応力の低下・・・ex)体温調整能

    ④回復力の低下・・・ex)創傷治癒





    上記の4つが基本的な高齢者の特徴になります! ぜひとも頭に叩き込んでおきましょう!

    高齢者の疾病をめぐる特徴
    ① 症状・経過が典型的でない。非定型的である。

    ② 合併症や廃用症候群をおこしやすい。 複数の疾病を持つ

    ③ 回復に時間が要し慢性的に経過する。

    ④ 症状が急変しやすい

    ⑤ 脱水や電解質異常を起こしやすい

    ⑥ 意識障害やせん妄を起こしやすい

    ⑦ 薬物の副作用が出やすい

    ・心理的変化:知能の特徴
    知能とは知覚、言語、記憶、推測、判断などの認知機能をもとに考え、課題を達成する総合的能力

    語の流暢性は60歳代後半から低下する。語の意味は理解の70歳頃まで上昇を続ける。

    知能・・・①流動性知能(推測・暗記する能力)
         ②結晶性知能(常識)

    知能の変化・・流動性知能は低下するが、結晶性知能は低下しない。

    記憶力の変化・・学習能力、記憶力の低下は70歳以降にみられる。

    ① 短期記憶・・複雑な処理能力↓
          単純な計算・後唱能力 →
    ② 長期記憶・・正確な情報を貯蔵能力、すぐに取り出す能力↓
          記憶再生→
    ・ 社会的側面の変化:老年期における特徴
    退職や家庭役割からの引退
    生活範囲や人間関係の縮小

    老年期の課題
    日常生活の変化にうまく対応しつつ社会での新しい役割をみずから見出して行く新しい人間関係の構築が求められる。

    ・ 喪失体験
    ① 健康の喪失
    ② 経済力の喪失
    ③ 親しい人を失うという喪失

    ・ 死生観:生と死の位置づけやその意味に対する考えや理解のこと
    ※ 老年期には生と死 双方への見方を発達させることが期待される。

    ・ 老年看護における理論
    ① 離脱理論:高齢になるとそれまでの社会的立場や役割から次第に離れて行く事が本来のあり方
    ② 生涯発達理論:人は生まれてから死ぬまで生涯を通して発達し続ける存在である。
    老年期の課題)「心理社会的発達理論」
    ・ ライフサイクルを8段階のライフステージに分類


    ③ ストレングスモデル:対象を「患者として」ではなく「一人の人間として」支援する事を目的とする。 
    ※ ストレングス=その人が持ってる強み
    ④ マズローのニード論

    Ⅱ. 高齢社会と社会保障
    ・高齢者の定義:


    ・ 高齢化率と高齢化の進展の程度の表記方法
    高齢社会から超高齢社会へ
    高齢化率(%)=高齢者人口÷(総人口-年齢不詳人口)×100
    高齢化率→7%以上=高齢化社会
         14%以上=高齢社会
         21%以上=超高齢社会      倍加年数
    平成25年 高齢化率 25.1%  超高齢社会・・前期高齢者の方が多い。
    人口ピラミッド

    ・ 高齢者のいる世帯の特徴:家族形態の変化
    ① 単独世帯の増加
    ② 夫婦のみの世帯
    ③ 親と未婚の子のみの世帯
    ④ 3世代世帯など
    ・ 高齢者の自覚症状


    ・介護保険制度について:高齢社会における保健医療福祉の動向.保健医療福祉システムの構築
    1963年:老人福祉法・・老人福祉施策の基本的な枠組み
    1973年:老人医療費の無料化→病院に高齢者が溢れる
    1982年:老人保健法・・高齢者の医療費を国民が公平負担する
    1989年:ゴールドプランの策定
    1990年:福祉&法改定・・住宅サービスの法的位置づけ、市町村及び都道府県による老人保健福祉計画の策定義務
    1994年:新ゴールドプラン21・・以下に活気のある社会を作っていくか
        認知症高齢者グループホームの創設
    2000年:介護保険制度 施行

    ・介護保健制度の仕組み  保険者→市町村+特別区
                 加入者→40歳以上の全国民
                  ↓ 
                被保険者→第一号保険者 65歳以上の方 
                     第2号保険者 40〜64歳の方で特定疾患(老化に伴
                            う疾病)により介護が必要になった人
    ・ 介護保健サービス利用までの流れ
    ① 申請→②介護認定調査 主治医の意見書→③要介護認定→④要支援・要介護に応じたケアプラン
    ・ 介護サービス利用時の自己負担額
    ① 介護保険制度における居宅サービス費の原則的な利用者負担は70歳以上は2割負担
    75歳以上は1割負担
    ・ 介護老人保健施設とは
    要介護者に医療の機能と生活援助の機能を兼ね備え在宅での生活が可能となるようリハビリの実施を目的とする。PT.OT.STの配置義務.NSは100人あたり9人の人員配置
    ・ 介護保険制度によって指定されるグループホーム
    認知症対応型共同生活介護  5〜9人の認知症の人を単位として共同生活する場
    ・ 地域包括支援センターの役割とは
    地域で暮らす利用者に包括的支援を行う中核的な機関
    事業  ①総合案内・支援
        ②権利擁護
        ③包括的・継続的ケアマネジメント支援
        ④介護予防ケアマネジメント
    Ⅲ. 高齢者の権利擁護について
    最終講義で配布した国家試験問題の中から出題します。
    Ⅳ. 高齢者のアセスメント 高齢者の身体的変化 ※第9回で行った小テストの内容から出題します。
    Ⅴ状況設定問題 認知症患者の対応について出題します。
    ・ 認知症の症状(中核症状・周辺症状)はどんなものがあるか
    中核症状:①)見当識障害 時間→場所→人の順で障害されていく。
         ②)認知障害  失認、失行、実行機能障害、失語
          失認:感覚器の異常はないが状況把握が出来ない。
          失行:運動麻痺がないのに行為が遂行できない
          実行機能障害:目的を持った一連の行動が繋がらない
    周辺症状:行動、心理行動(BPSD) ex)徘徊、暴力、介護抵抗など
    ・ 尿失禁のタイプ
    ①完全尿失禁:膀胱に尿を溜めることができず常に尿がもれる状態
    原因:尿道ろう、外傷、癌などにより尿道括約筋や外尿道口の損傷

    ②反射生尿失禁:膀胱に尿がある程度、溜まると尿意なしに反射的に尿がもれる状態
    原因:神経系などの障害により排尿反射が亢進することによる
    ③腹圧尿失禁:咳やくしゃみ、スポーツなどで一過性に腹圧がかかることをするときに漏れる状態。女性に多い。
    原因)出産や肥満、運動不足など骨盤低筋群の脆弱化によって尿道括約筋がゆるむことや尿道括約筋の損傷、骨盤内臓器下垂などによる。

    ④切迫性尿失禁:突然に激しい尿意が生じトイレに間に合わず尿がもれる状態
    原因:脳血管疾患などによる中枢神経系の障害で排尿抑制が困難となり膀胱の排尿金の抑制収縮(過活動膀胱)が起こり生じる。または
    膀胱や尿道の刺激性病変(炎症、結石など)や知覚経路の障害により膀胱が過敏となり尿意や排尿抑制を上回るために生じる

    ⑤溢流性尿失禁:多尿の残尿により膀胱内圧が上昇し膀胱から尿が押し出される状態
    原因:尿道の閉鎖性疾患(前立腺肥大症など)で起こりやすい。

    ⑥機能性尿失禁:泌尿器そのものに問題がないが、認知機能障害や運動機能の低下により排尿動作に支障をきたし、生じる尿漏れを機能性尿失禁と呼ぶ。
    認知症

    2.認知症患者の頻回な尿意のある患者の看護問題


    #認知機能の低下によるADLの低下に関連するセルフケア不足

    認知症では短期記憶の低下により物事をすぐに忘れてしまう反面、長期記憶については残っている場合があります。

    患者さんはその中で自分が忘れてしまっている事を感じる機会や、トイレへ間に合わずに失禁する等の症状がある場合は患者さんの自尊感情が著しく低下させるリスクが潜在しています


    患者さんの生活のペースを把握しながら生活のリズムを整えていく看護介入が必要不可欠になるますので、しっかりとセルフケアという大きな概念で看護問題を表現していますが、中身の充実を図りより良い学生さんなりに看護を提供できるようにしましょう!




    認知症患者の頻回な尿意のある患者の看護目標



    ADLが低下せずに残存機能の中で安全で安楽な日常生活を送ることができ、尊厳を維持した生活ができる


    認知症は脳の神経細胞が壊れて脱落していく為に、記憶障害、見当識障害などの症状が出現し、神経細胞が失われることdえ脳萎縮し身体の機能も徐々に失われていきます

    身体機能や高次機能障害があるなかで、患者さんへの看護目標をどう考えていくのかについてしっかりと個別性を交えて表現することが非常に大事になります

    「認知症疾患のメンタルケアの究極の目標は、心の痛みや不安・孤独などを癒やし、安心・安定・安全・安住・安楽の良い質の生き方(QOL)を図ること」

    を概念に目標設定するようにしましょう


    3.認知症患者の頻回な尿意のある患者の看護目標



    4.認知症患者の頻回な尿意のある患者の具体的計画



    観察項目

    表情、言動、対話の状況

    記憶障害の程度

    表情の変化、行動の減少の有無

    セルフケア能力の評価

    対話の意欲

    日中の過ごし方、

    他者との関わり方

    清潔の自立状況

    排泄状態

    睡眠状況、中途覚醒の有無

    口頭指示に対する動作

    質問に対する返答

    援助計画

    患者の理解力に合わせた会話をし、自尊心を傷つけない言葉遣いをする

    患者と接する時は共感的、受容的態度で対応し、患者との関わりを持つことで信頼関係を築く

    トイレの訴えがあったときは、室内トイレへ誘導する

    全身清拭や足浴、洗髪を患者の状態に応じ実施する

    教育計画

    失禁を処理することは大変なことではないことを説明する

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