看護実習の目標の立て方やコツなど詳しく解説します! 

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    By看護研究科 小日向 さくら

    記載日:2016/11/28
    更新日;2018/04/17
    勉強1
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    大日方さくら


    こんにちわ! 看護研究科の大日方 さくらです!今回は看護学生さんが実習へ行く前に頭を悩ませる領域別看護実習の目標の立て方、どの実習で何の事前学習を行えば良いのか、レポートの書き方、実習の感想を解説していきたいと思います!



    看護学生さんが実習に来る前に一番困ることが何と言っても「実習目標」になるかと思います

    実習に行く前に各実習のシラバスを配布されるかと思いますが、シラバスの内容はかなり大雑把に書かれているだけで、シラバスの内容をそのまま実習目標に加えてしまうと、

    それは自分の目標ではないですよね?」「あなたがこの実習で患者さんを受け持って何を目標として実習するの?」
    と指導者さんや教員から大目玉を食らうことがあります。

    今回は、看護学生さんが実習目標に困らないように各領域別に解説を交えながら例も出して説明したいと思います!




    勉強2

    1.基礎看護学実習1の実習目標


    基礎実習1では看護学生さんははじめての臨地実習です。

    右も左も分からないまま、いざ実習に言ってみたら「指導者さんや病棟看護師は怖いわ、教員からの指導も更に怖い」
    ということを初めて看護学生さんは知る機会になります。
    どの学校でもある程度共通しているシラバスの基礎看護実習1の実習目標は以下になります


    (1)個別性に応じた看護過程が展開できる。(対象理解)

    (2)看護を科学的に実践するために必要な能力を養う。(アセスメント能力)

    (3)保健・医療・福祉チームの一員として自らの果たす役割を理解する。(チーム医療)


    (4)看護実践を通して自らの看護観を培う。(看護観)


    (5)看護専門職としての責任を自覚し、倫理観に基づいて行動できる能力を養う。(医療・看護倫理)


    こんな事を教員から言われても意味不明でちんぷんかんぷんになりますね
    そして、学生さんもシラバスの通りに実習目標を丸写ししたら大目玉を喰らいます
    「具体性がない」「主体性は?」「実習で何をやりたいのか見えてこない」
    「何を学びにきたの?」
    など、ありがたいご教授(お説教)を頂く事になります。

    基礎看護学実習1はその名の通り、看護学生さんが初めて病院での実習を行う機会となります。

    初めての病院実習、初めて患者さんと関わりを持つ 医療ってなんだろう? 看護ってなんだろう?

    という点に重点が置かれるはずです。
    ナイチンゲールは習いましたね?

    患者さんの生活している場の環境はどうだろう?

    疾患を患っている患者さんとの関わりや発達段階に応じたコミュニケーションってなんだろう?

    看護師の関わりや援助を通じて何を感じるのだろう?

    など、学生さんが感じ、考えてレポートにまとめる点が多数あります。


    基礎看護実習を行うにあたっての注意点

     

    はじめて学生さんが病院に来て、患者さんと関わる実習です。
    右も左も分からず、医療の「医の字」看護の「かの字」しか分からない学生さんが直接、患者さんへ援助するのは経験も知識も不足していると病棟看護師も指導者も教員も思っています。

    もっとキツイ言い方をすれば「現場の看護師や指導者、教員は看護学生さんに対し1つの援助やコミュニケーションに至っても患者さんに対する援助1つとっても信用も信頼もしていません」
    絶対に単独プレーを行わないようにしましょう!  いいですね  絶対です。
    何かをやる時はしつこすぎるぐらい、指導者さんや看護師、教員に相談して行うようにしましょう!
    また、看護学生さんにありがちな事といえば・・・いくら、患者さんから情報を収集したいからと言って、看護学生さんの想いだけが先走り「尋問・事情聴取」にならないように注意しましょう!

    私達も警察官などから自分の私生活や想いを一つ一つ事細かく赤の他人に喋らないでしょ?時には喋る必要があるときもあるかと思いますが「嬉しい」などの快の感情はないと思います。

    何気ない会話から入って、関係作りを行う事!

    すなわち、「看護師ー患者間の信頼関係構築へ」
    看護師・看護学生さんが絶対にやらなければならない部分です。 

    基礎看護実習では、ここの部分から入るとより援助がやりやすくなります!

    逆に、「尋問・事情聴取」になってしまうコミュニケーションを図ると一気に関係作りが修復不可能になってしまい。最悪の結果、患者さんから受け持ち拒否に陥る事もあります。

    さらに




    「指導者さんや教員から、毎日厳しいイビリに発展してしまいます! 注意しましょう!」

    基礎看護実習1ですので、医療とは何か?看護とは何か?病院とは何か?患者さんの個別性とは何か、」についての焦点を当てた実習になります

    具体的に例を並べていきたいと思います!







    1)実際に看護師がどのように業務に当っているのか


     

    行動が早く、次の仕事を効率よく、さらに安全にミスなく行なってる
    2)病棟の環境

     

    急性期、慢性期などで様々な取り組みの違いはありますが、四季を感じられるように工夫されています。
    3)医療ミス軽減

     

    医師の指示や、日常性生活援助のルーチン業務を適切にミスなく行えているのか
    ダブルチェック、指先確認、KYT(危険予知トレーニング)など現場の看護師さん達は日頃、細心の注意を図って業務にあたっている事を見学し学び自分に吸収できるようにしましょう!




    基礎看護学実習Ⅰの実習目標の例を解説するよ

     

    実習初日の行動目標、実習目標の例です。

    基礎看護学実習Ⅰ│行動目標(基礎看護学実習Ⅰ目標)


    1)病棟・病院オリエンテーションを受け、実習病院の設備や機能、特徴を理解することができる

    2)病棟で働いている医療スタッフの職種について理解することができる

    3)病棟の構造、環境について理解することができる

    4)入院患者さんにとっての病院や病棟の環境について考えることができる

    5)オリエンテーションで分からないことを積極的に質問し理解することができる

    6)入院されている患者さんがどのような入院生活をしていらっしゃるのか実際に観察し、コミュニケーションを図ることができる。


    実習2日の行動目標、実習目標の例です。

    基礎看護学実習│行動目標(基礎看護学実習目標)

     

    1)受け持たせて頂いた患者さんへの看護援助している実際を観察し、援助の意味を考えることができる

    2)患者さんとのコミュニケーションの実際を見学し、話し方や目線、姿勢、距離感などを考えることができる 
    注:ベッドサイドで患者さんが臥床している際は上から看護学生さんは立ちながら話をするのではなく椅子などに座り同じ目線で対話するようにしましょう。 

    患者さんが臥床している状態で上から看護学生さんが話しかけられると重圧感を感じる事があります。

    3)看護師さんが行っている日常生活の援助の実際を見学させて頂き、個別性や援助の留意点を知ることができる
    見学している際は、看護援助をしている看護師さんとよくコミュニケーションを図りましょう。

    どうして?なぜ?の部分が絶対に看護学生さんは分からない事がありますので、とりあえず質問してみて、看護師から「事前に調べてこい」と言われたら・・・

    その次の日に「調べました。この回答であっているでしょうか?」と確認を行いましょう。

    何故かと言うと、病院独自ルールが時に慣習化している事が多いため、病院独自の方法について看護師や実地指導者がどのように考えて学生指導に当たっているのか曖昧なためです。

    さらに、部屋持ち、受け持ち看護師と実地指導者、引率の教員との知識の隔たり、考え方、看護観がバラバラな場合がほとんどです。

    質問し聞いた内容はしっかりと【メモ】として残しておき、この方はこういう事を言われ指導を受けました。ときっちり記録として保存しておくと後々、実習評価の際に「言い訳」(言い方悪いですが)することができます。
    4)患者さんとコミュニケーション・対話を図り、入院・療養生活について更に観察をし、患者さんがどのように感じ・想いを持っているのか知り、患者さんのニーズを把握・アセスメント、考察し援助に繋げる事ができる。

    5)患者さんが患っている疾患や、入院される前の生活歴などを知り援助にどのように活かされているのか学ぶことができる


    実習3日目の行動目標、実習目標の例です。

    基礎看護学実習│行動目標(基礎看護学実習目標)

     

    1)前日見学したコミュニケーションの実際を参考に患者さんとコミュニケーションを図ることができる

    2)患者さんを尊重した態度と言葉遣いでコミュニケーションを図ることができる

    3)患者さんが入院生活で困っている事を知ることができる

    4)前日、目標達成できなかった部分を目標とする


    になります! 

    各学校で微妙に行動目標や実習目標に変化がありますので、「先輩方からどこの病院から実習目標などでどんな指摘を受けたか聞いておく」(これが看護師になるにあたって重要な事の1つです。また、先に同級生が実習に行かれた際、仲間内でどの指導者がどのような癖や指導の仕方をしていたのかを情報共有しておくと非常に実習が捗ります。
    勉強3

    2.基礎看護実習Ⅱの実習目標


    基礎看護Ⅰで学んだ事を次のステップとして基礎看護実習Ⅱでは実際に患者さんと関わりアセスメントし看護援助の実際について看護学生さんが【主体的】に行なっていく実習になります!

    ここからが、看護学生さんが実習単位を落とし留年してしまう壁となります!
    ここで躓かないようにしっかりと前準備を行いましょう(事前学習とか事前学習とか事前学習とかです)





    実習初日の行動目標、実習目標の例です。

    基礎看護学実習Ⅱ│行動目標(基礎看護学実習Ⅱ目標)

     

    1)患者さんと最初の挨拶を行い、患者―学生間の関係作り(信頼関係構築)を行う事ができる

    2)カルテより患者さんの疾患、現病歴、既往歴、血液データなどの入院から現在まで経過を情報収集することができる

    3)疾患により日常生活(食事、排泄、清潔、ADL)の変化について入院前から入院後の変化について情報収集し患者様のニードを把握することができる。

    4)入院から現在まで行われている医療・看護援助の実際を見学し、何故行われているのか考え明日の行動計画に反映することができる

    5)患者さんのバイタルサインの情報を正確に測定し、受け持ち看護師さん・指導者さんに【報告】することができる

    注:報告・連絡・相談については看護学生さんは絶対に1度や2度はつまずきます。 参考記事を一緒に載せておきますのでそちらをご参照ください!

    6)患者さんの身体的・精神的・社会的側面(3側面・又は下記の画像の通り、身体的な部分だけではなく身体的・心理的・社会的・スピリチュアル的 それらが【全人的】と捉える事が求められます。それらを情報収集・アセスメントし明日の行動計画に反映することができる


    患者 4側面 アセスメント 画像 

    実習2日目の行動目標、実習目標の例です。

    基礎看護学実習Ⅱ│行動目標(行動目標)

     


    1)不足している情報を収集することができる(個別具体例を書いてくださいね!)

    2)患者さんとコミュニケーションを図り、関係作りを発展させる事ができる

    3)患者さんの個別性を加えた看護援助を担当看護師さんと一緒に行うことができる(見学でもOK!)
    注:看護学生さんはまだ看護師として国家資格をお持ちではありません。医療行為、看護行為については出来ない決まりとなっています。 学校によっては車椅子での引率すらも実地指導者が一緒に付き添わないと行えない事があります。 学生1人では絶対にやらないようにしましょう。

    4)前日、目標達成できなかった事を記載する


    に、なります! ご参考までに!

    基礎看護実習では、初学の看護学生さんの初めての看護師となる初歩的な登竜門となります。
    ここで、教員から今後の学校生活や実習についての評価が主に下される重要な実習です
    学生さんは絶対にここで困惑しないでしっかりと実習に励み今後の実習の足かせにならないようにしなければなりません!

    しかし、学生のみなさんは、教科書を読んでテストで良い点を取れば実習を成し遂げる事ができると思いこんで基礎看護学実習に行く方はいらっしゃいます。
    一言いいます! 机上の学習は実際の実習ではあまり約に立ちません
    教科書をいくら読んでも実際の現場ではその通りに進んでいる事が少ないし、学生さんはより患者さんの個別性を考えるために高い感性が求められます。

    看護学校で使用されている教科書は「医学書院」のものが多いと思います。 

    系統看護学講座(専門分野 2)第13版 成人看護学 10 14運動器



    ただ、【医学書院】に記載されている内容、特に監修されている方々は医師の方がほとんどです。 

    医学的なことしか載っておらず、医療の視点は理解した。

    しかし、看護としては?という部分が抜け落ちています。
    医学書院を批判しているわけでは無いのですが、看護援助の基礎、看護過程の展開、看護援助の具体的留意点など含めて医学書院出版されている教科書だけでは乗り越えられません。 看護学生さんを対象にした雑誌が数多く出版社さんより販売されていますし、学校の図書館や看護協会の図書館などで閲覧することができるかと思います!
    【プチナース│照林社】
    【クリニカルスタディ│メヂカルフレンド社】
    【ナーシング・キャンパス│学研メディカル秀潤社】
    【看護学生│メヂカルフレンド社】がおすすめの雑誌になります!

    学校から配布される資料や教科書では実習をどう乗り越えられるのかについての学習はありません!
    ですが、裏技はあります!

    看護学生のための実習の前に読む本 / 田中美穂 【本】



    看護の現場ですぐに役立つ看護記録の書き方 患者さんのために記録をムダなく的確に書く! (ナースのためのスキルアップノート)[本/雑誌] / 大口祐矢/著



    看護学生のための臨地実習ナビ 行動計画・看護手順がよくわかる/本江朝美



    この3冊が基礎看護学実習について詳しく解説されているものになります!

    基礎看護学実習に行かれる看護学生さんは必ず何かしらの参考書を購入し実際に実習に行く前に「必ず読んで」または「実習中に持参し必要な時に必要な内容を読める」ようにしておきましょう!
    指導者さん、教員からのご指導を上手くやり過ごせるようにしておきましょう!

    勉強4

    3.成人看護学実習(慢性期)の実習目標


    ここからは、最終学年や3年生で行う【領域別看護実習】の説明になります!
    より、深く患者さんの4側面(身体・精神・社会・霊的)【全人的】を情報収集し、アセスメント、より具体的な看護援助計画作成を行なっていく事になります!

    領域別実習は何がなんでも死ぬ気で乗り越えましょう!

    成人看護学実習(慢性期)の実習目標はシラバスの内容は以下の通りになるかと思います!


    1.慢性期にある成人期の患者の全身状態や病態を把握し情報収集・アセスメント、日々の計画に反映することができる。

    2.患者および家族の疾病・障害の受容、疾病コントロールのための行動変容プロセスの支援を理解できる。

    3.疾病及び治療による生体の変化をアセスメントし、異常の早期発見、合併症予防に援助を理解できる。

    4.疾病および検査・治療に伴う身体的・心理的苦痛に対して援助ができる。

    5.患者が治療、検査・処置を安全かつ安楽に受けられるように援助ができる。

    6.健康維持、自立確保のための安全な療養環境が提供できる。
    ⭐より細かく説明すると、日常生活動作や療養の生活している場面で看護援助を考えて実践しなさいよ。さらにそれが安全・安楽になるように具体的計画を書いてきましょうね。 アセスメント・援助計画も絶対にやってきなさいよ。ということになります。)

    7.患者のQOLを考慮し、セルフケア能力に応じた日常生活の支援と自立への援助ができる。

    8.慢性期にある患者の状況に応じたコミュニケーション方法が理解できる。

    9.退院後の日常生活で生じる可能性のある問題の予防・解決のための援助が理解できる。

    10.慢性期の患者に必要な社会資源の活用について理解できる。

    11.医療チームの一員であることを認識し、連絡・報告・相談ができる。
    (これが一番むずかしい場面になります。現場でもスタッフ同士が意思疎通できず、職場環境が悪化している某病院さんも多数あります。

    それが数週間の実習で完全・完璧に相手の事もよく知らない実地指導者、受け持ち看護師にホウレンソウをしろというのは、看護学生さんにとってかなり困難であり、難しい場面の1つであると思います)

    12.慢性期にある患者および家族の権利や尊厳について考えることができる。


    小難しい事を書いてありますが、言ってることをまとめると

    1)全人的なを情報収集しアセスメントしてね

    2)患者・家族の事を考えてみて  これで家に帰れると思う? じゃあどうしたら良いの?

    3)入院って嫌よ 嫌な入院を更に嫌にする痛いことってしてもいいの?

    4)援助は安全・安楽、確実に、漏れ無くやろうね? 怪我でもさしたら承知しないわよ

    5)私(患者)は家に帰りたいの? 何をしたら帰れるの?

    6)家に帰るために社会資源の活用のための他職種連携とか考えてよね。【パンフレット】とか作ったりと退院支援に関連する援助とかやってよね それと医療って医者だけじゃないんだよ。 チーム医療って口酸っぱくして言われているよね?それも考えてよね。

    7)長く入院しているからって雑に扱わないでよ 私(患者)だって人間よ!


    になります!
    では、次に実習目標(行動目標)の説明になります。
    各領域別に病院がバラバラになりますので実習初日は基本的な内容を実習目標にしましょう
    成人看護学 慢性期│実習初日

    成人看護学(慢性期)実習目標(行動目標):行動目標(成人看護学(慢性期)実習目標)

     

    1)病棟・病院オリエンテーションを受け、実習病院の設備や機能、特徴を理解することができる

    2)病棟で働いている医療スタッフの職種について理解することができる

    3)病棟の構造、環境について理解することができる

    4)入院患者さんにとっての病院や病棟の環境について考えることができる

    5)オリエンテーションで分からないことを積極的に質問し理解することができる

    6)入院されている患者さんがどのような入院生活をしていらっしゃるのか実際に観察し、コミュニケーションを図ることができる。
    注:どこの学校もいくら領域別実習だからといって、始めから患者の元に行って援助してこい、コミュニケーションしてこいとは指導されないかと思います。
    始めに、病棟オリエンテーション、病院オリエンテーション、患者様の看護学生さんが受け持てるか同意してくれるか?から始まるかと思います。  

    初日は患者様のために何かを行うというよりはオリエンテーションや情報収集メインとなる事が多いと思います。


    2日目の行動目標、実習目標の例です。

    成人看護学実習(慢性期)│実習目標(行動計画)

     

    1)患者さんと最初の挨拶を行い、患者―学生間の関係作りを行う事ができる (初日に受け持ちがつくのか、2日目につくのかは各実習の担当教員に聞くようにしましょう!)

    2)前日情報収集した内容の不足した情報についてカルテより患者さんの疾患、現病歴、既往歴、血液データなどの入院経過を情報収集することができる

    3)疾患により日常生活(食事、排泄、清潔、ADL)の変化について入院前から入院後の変化について情報収集することができる

    4)入院から現在まで行われている医療・看護援助の実際を見学し、何故行われているのか考え明日の行動計画に反映することができる

    5)患者さんのバイタルサインの情報を正確に測定し、受け持ち看護師さんに報告することができる

    6)患者さんの身体的・精神的・社会的側面を情報収集・アセスメントし明日の行動計画に反映することができる
    注:2日目は初日でできなかったことについてあげましょう!



    実習3日目の行動目標、実習目標の例です。

    成人看護学実習(慢性期)│実習目標(行動目標)



    ここからはより具体的な患者さんの個別性に合わせた目標にします

    1)清潔援助(例えば入浴だったり、足浴だったり)を◯◯に留意し安全・安楽に行うことができ、援助を通してより個別性を見出し次回の援助に生かすことができる。
    になります!

    勉強5

    4.老年看護学実習の実習目標


    みなさんが、日常生活の援助に躍起になる老年看護学実習です!
    では学校で配布されるシラバスの実習目標をみていきましょう!

    1)高齢者に対し興味を示し、話を聞こうとする姿勢がもてる。

    2)高齢者の生活ペースを守ることができる。

    3)高齢者の生活歴や価値観を考え、尊重した態度がとれる。

    4)認知症高齢者の思いを受け止めることができる。

    5)老化による各機能の変化の個別差を理解する。

    6)老化による生活への影響について理解する。

    7)高齢者の生活環境を理解する。

    8)高齢者の生きがいについて理解することができる。

    9)老化により起こる生活上の課題を理解できる。

    10)長年の生活背景、生活習慣による生活上の課題を理解できる。

    11)高齢者の健康維持・増進、疾病の予防に向けた援助が理解できる。

    12)残存機能を活かした援助が理解できる。

    13)高齢者の適応能力低下を踏まえ、安全、安楽に配慮し、事故防止ができる。

    14)生活場面を支えている職種の種類と役割について理解する。

    15)高齢者の社会福祉事業法及び介護保健法に基づく施設の機能を理解する。

    16)高齢者のその人らしい姿を知る。

    17)人生の完成期に生きている高齢者の生き生きとした姿を理解する。

    18)物事に対し常にすすんで取り組み行動し、約束事を守りながら最後までやり通す。

    19)メンバーの一員として立場をわきまえ、相手の立場も考えてよい人間関係が保たれている。



    文字だけで負っていると意味がよく分からなくなりますね!

    では、次に実習目標(行動目標)の説明になります。

    老年看護学 │実習初日

    老年看護学実習目標(行動目標)

     


    1)病棟・病院・施設のオリエンテーションを受け、実習病院の設備や機能、特徴を理解することができる

    2)病棟・施設で働いている医療スタッフの職種について理解することができる

    3)病棟の構造、環境について理解することができる

    4)入院患者さんにとっての病院や病棟の環境について考えることができる

    5)オリエンテーションで分からないことを積極的に質問し理解することができる

    6)入院されている患者さん・利用者さんがどのような入院生活・療養生活をしていらっしゃるのか実際に観察し、コミュニケーションを図ることができる


    になります
    実習2日目の行動目標、実習目標の例です。

    老年看護学実習│実習目標(行動目標)

     


    1)患者さんと最初の挨拶を行い、患者―学生間の関係作りを行う事ができる (初日に受け持ちがつくのか、2日目につくのかは各実習の担当教員に聞くようにしましょう!)

    2)カルテより患者さんの疾患、現病歴、既往歴、血液データなどの入院経過を情報収集することができる

    3)疾患により日常生活(食事、排泄、清潔、ADL)の変化について入院前から入院後の変化について情報収集することができる

    4)入院から現在まで行われている医療・看護援助の実際を見学し、何故行われているのか考え明日の行動計画に反映することができる

    5)患者さんのバイタルサインの情報を正確に測定し、受け持ち看護師さんに報告することができる

    6)患者さんの身体的・精神的・社会的側面を情報収集・アセスメントし明日の行動計画に反映することができる



    2日目は初日でできなかったことについてあげましょう!

    実習3日目の行動目標、実習目標の例です。

    老年看護学実習│実習目標(行動目標)



    ここからはより具体的な患者さんの個別性に合わせた目標にします

    1)清潔援助(例えば入浴だったり、足浴だったり)を◯◯に留意し安全・安楽に行うことができ、援助を通してより個別性を見出し次回の援助に生かすことができる

    2)レクリエーション等を行い、患者さんの気分転換や関係性の構築を行う事ができる。


    などになります!
    勉強6

    5.母性看護学実習の実習目標


    続いて、特殊の科の1つである【母性看護学実習】について解説します!
    成人看護学実習、老年看護学実習、基礎看護学実習などとは違い、アセスメント方法が異なっています。 

    上記の実習では問題思考型のアセスメントになりますが、母性看護学ではウェルネス思考型のアセスメントが必要となります。
    この違いで母性看護学実習に躓く学生さんも多くいらっしゃいます。  

    私のブログでもウェルネスの看護過程についてご紹介しておりますのでご参照下さい!

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    それでは、シラバスをみていきましょう!

    マタニティサイクルにある母子の身体的・心理的な特徴と健康課題への理解を深めるとともに、その家族にも目を向けて母性看護の基礎的な実践能力を養う。

    【母性看護学の実習目標】


     

    1. 妊娠・分娩・産褥期および新生児期にある母子及び家族の健康状態についてアセスメントし、必要な援助を実施し評価することができる能力を養う。

    2. 母子の継続看護の必要性について考えることができる。

    3. 周産期にある母子をとりまく環境の実際や社会資源の活用方法を知る。

    4. 周産期の看護援助における妊婦・産婦・褥婦・新生児とその家族の人権ならびに生命の尊厳、プライバシーに配慮した態度など倫理的配慮の実際を学ぶ。

    5. 周産期病棟の管理について学ぶ。

    6. 周産期医療における看護師および医師、助産師等他職種の役割や協働の重要性を学ぶ。


    母性看護学実習の目標は上記の内容になります
    母性看護学だけが、【家族全体】母親、父親は勿論のこと・・・特に【ベビー】も含めてアセスメントや評価していく事が大事と成ります!

    大事ということは【ベビー】に対しての実習目標も合わせて実習目標を構築していく必要があります!
    この母性看護学実習は本当に学生さんにとって大変な教科の1つです!
    せめて、この実習目標をみて少しでも実習を楽にできるようにしましょう!

    母性看護学実習│実習初日の行動目標、実習目標の例です。

    母性看護学実習│実習目標(行動目標)

     

    1)病棟・病院・施設のオリエンテーションを受け、実習病院の設備や機能、特徴を理解することができる

    2)病棟・施設で働いている医療スタッフの職種について理解することができる

    3)病棟の構造、環境について理解することができる

    4)入院患者さんにとっての病院や病棟の環境について考えることができる

    5)オリエンテーションで分からないことを積極的に質問し理解することができる

    6)受け持ちの妊産婦さんが決定されたら情報収集・コミュニケーションを図り関係作りを構築することができる
    注:母性看護学実習では【妊娠期ー分娩期ー産褥期】と3つの段階に分かれており、学生さんはどの段階にある妊産婦さんの受け持ちになるかは、少子高齢化社会の中で、確実にランダル要素となります。

    どの段階の妊産婦さんを受け持つかはその時々にならないと分りませんが、例えば産褥期の産婦さんを受け持った場合、結局、妊娠期、分娩期のアセスメントを行わないと産褥期のアセスメントに繋がりません。 

    詳しくは、別記事で解説しておりますのでご参照ください!

    そのため、実習初日に受け持ち妊産婦さんが決まる学校も多数あります

    ですので、実習初日に受け持ち妊産婦さんが決まり次第、どの時期にいる妊産婦さんなのかを把握しその都度、実習目標も変化させていきましょう!



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    この項目では実習日数の目標の例ではなく、妊産婦さんの時期で解説したいと思います!

    母性看護学実習│実習2日目 妊娠期について
     
    母性看護学実習│実習目標(行動目標)

     

    1)安全な分娩に至るように廊下のウィーキングなどを一緒に行う事ができる

    2)休息と活動のバランスを考え安心した分娩の移行を行う事ができる

    3)初めての出産を経験する妊婦さんを観察し何が不安に思っているのか等をコミュニケーション等で観察し身体的・精神的訴えを傾聴することができる



    母性看護学実習│実習2日目 分娩期について
     
    母性看護学実習│実習目標(行動目標)



    1)実際の分娩期の実際を観察・見学し生命の神秘や生命の誕生を感じることができる

    2)分娩時期に入った妊婦さんの◯◯のケアを行い(個別性を重視しましょう)、少しでも負担や不安を軽減し安心・安全な分娩を行うえよう支援することができる

    3)カイザー・分娩期の検査を実際に観察・見学・実践することができる


    母性看護学実習│実習3日目 産褥期について
     
    母性看護学実習│実習目標(行動目標)

     

    1)◯◯さんの退院後の不安を傾聴し、退院後を見据えた支援を考える事ができる

    2)産褥期体操などを一緒に行い身体の回復を促す事ができる

    3)産褥期の回復過程の◯◯を観察し正常な経過を辿っているのか観察・アセスメントすることができる。


    になります!
    色々と付け加えて実習に役立ててくださいね!

    母性看護学実習でより詳しく解説しました! どうぞ!ご参考にしてくださいね!


    精神看護学 画像

    6.精神看護学実習の実習目標



    母性看護学の領域も特殊でしたが、さらに特殊な科も言える「精神科看護学実習」について実習目標など解説していきたいと思います。

    こちらの精神科も成人看護学実習、老年看護学実習、基礎看護学実習などとは違い、アセスメント方法が異なっています。
    上記の実習では【問題思考型のアセスメント】になりますが、精神看護学でも現場の看護師ですら、様々な理論があり、定まっておらず手探り状態で患者様とか関わっている状況です。

    精神看護での理論の例として






    【セルフケア理論】 

    【発達理論】

    【対処行動(コーピング)】

    【リカバリー】

    【システムズ・アプローチ】

    【ストレングスモデル】

    【High EE】

    【認知行動療法理論】 


    など多数の理論があります。

    それは何故かというと、他の領域と違い、患者様一人ひとりの個別性が多すぎ?(すみません、表現方法について不適切だと思います)て理論が当てはまらない部分が多すぎる事が要因となっています。

    さらに、この科は精神保健福祉法という法律に縛られた科になります。砕いて説明しますと・・・

    私達は普段、自由に外に出て社会生活を営んでいますよね? 学校に行ったり、バイトや仕事、恋人や友達と遊んだり・・・


    私たちは国家の最高法規である日本国憲法で保障されている日頃意識していませんが【人権】の名の基に社会生活を自分の意思で自由に活動しています。

    しかし、この科に入院される方は【外から施錠されたり隔離されたり面会、通信などの行動制限、身体拘束など憲法上保障されている人権に関わる事を「精神保健福祉法」によって免除】されています。

    その中で、精神疾患を罹患している患者様と人権に関わる諸問題、社会的な偏見が強く社会復帰できない患者様、家族などに見捨てられた患者様、長期入院によって施設病になり自分の意思で物事を決められない患者様など・・・

    その中で、看護師、看護学生さんは患者さんのニーズを把握し医療・看護を行なっていってます。 
    ですが、この科に至っては精神疾患の完治はなく、寛解と増悪を繰り返し、今まで築いてきた社会的基盤、家族の絆など壊して入院されている方が多く中々退院に結びつかない事、原因疾患の特定は可視化、数値化できない、そもそも原因疾患の特定も現時点で医学的観点から解明されておらず対症療法しかされていない特徴があります。

    看護学生さんは、その中で患者さんと対話を信頼関係作りを行い様々な理論を用いてアセスメント・援助計画を考えて短い実習期間で行なっていく事が求められます。

    では学校で配布されるシラバスの実習目標をみていきましょう!

    【実習目的】
    講義や実習で学んだ知識・技術・態度を統合して、精神疾患・障害のある人(対象)への看護を実践できる基礎能力を養う。対象の望む「生活」「生き方」を実現できるような支援について考えることができる。 
    【目標】
    1. 精神疾患・障害のある人(対象)を理解できる。

    2. 患者―看護師関係における治療的プロセスの重要性が理解できる

    3. 精神看護における倫理観を養うことができる。

    4. 対象への治療の実際と、治療上必要な看護の実際が理解できる。

    5. 対象の健康状態をアセスメントし、日常生活上必要な援助ができる。

    6. 看護学生として適切かつ責任のある行動がとれる。



    【学習内容】
    1. 精神科病院の構造・諸規則等についての理解

    2. 精神科薬物療法の実際と看護ケアについての理解

    3. 精神科リハビリテーション療法(作業療法、心理教育、SST、レクリエーション療法等)の実際、ならびにヘルスケアワーカーとの協働の実際と看護の役割についての理解

    4. 精神疾患・障害のある人(対象)について、生物・心理・社会的モデルによる理解

    5.発達課題と達成状況、身体状態、精神状態、セルフケア、今後の可能性(ストレングス、ソーシャルサポート)のアセスメント

    6. 対象のセルフケアの維持・拡大、ならびに地域生活移行に向けた看護の実際の理解、患者目標の設定、看護計画立案、実施、評価

    7. 対象の精神症状緩和に向けた治療的コミュニケーションの理解と実践

    8. ノーマライゼーションの理念、自己選択・自己決定の尊重、人権擁護の重要性についての理解と看護の実践

    【学習方法】
    1. 精神科病院の救急・急性期病棟、慢性期病棟、回復期病棟で、患者1名を受け持ち実習する。

    2. 看護過程に沿って看護計画を立案、実施、評価する。

    3. 事前学習、プロセスレコードによるふり返り、教員・実習指導者・グループメンバー等との学生主体のカンファレンス実施等を通して、受け持ち患者に対する看護の方向性を明確にし、より効果的な看護を実践する。

    4.合同検討会や全体会を通して学びを共有し、今後の看護に生かす。


    引用サイト/石川公立大学法人 石川県立看護大学 シラバス 学部 / 看護専門領域 / 看護の実践 精神看護学実習

    それでは、学生さんが考える実習目標について解説したいと思います!

    精神看護学│実習初日

    精神看護学実習目標(行動目標)



    1)病棟・病院・施設のオリエンテーションを受け、実習病院の設備や機能、特徴を理解することができる

    2)病棟・施設で働いている医療スタッフの職種について理解することができる

    3)病棟の構造、環境について理解することができる

    4)入院患者さんにとっての病院や病棟の環境について考えることができる

    5)オリエンテーションで分からないことを積極的に質問し理解することができる

    6)入院されている患者さん・利用者さんがどのような入院生活・療養生活をしていらっしゃるのか実際に観察し、コミュニケーションを図ることができる

    7)受け持ち患者様の情報収集を行う。


    になります

    実習初日では病棟オリエンテーションなどで終わってしまうかもしれません。

    そのため、実習2日目で不足している情報を収集するようにします。

    それでは実習2日目の精神科実習目標について解説します!

    精神看護学│実習2日目

    精神看護学実習目標(行動目標)

     


    1)不足している情報を収集することができる。

    2)受け持ち患者さんとコミュニケーションを図り、潜在化している精神症状と日常生活への影響を観察することができる

    3)受け持ち患者さんの一日の病棟スケジュールを把握することができ、OTなど一緒に参加し関係構築を図る事ができる

    4)精神科に入院されている他患者さんともコミュニケーションを図りどのような想いを抱えているのか傾聴・受容・共感など基本的なコミュニケーションスキルを実践することができる
    <ここからより具体的な看護問題を抽出されている看護学生さん向きになります!>
    5)#1に対する看護問題に対し◯◯を実践し援助し変化を考察しアセスメント・修正、後日に反映する事ができる。


    などになります
    上記の内容が主なシラバスの内容や精神科病棟での実習で看護学生さんが学ばなければならない点をある程度、網羅しているかと思います!

    おすすめ記事リンク








    精神科実習では、上記でも説明した通り、他の科と違い【特殊性】があります。

    ですので、それぞれの各学校で実習前後で精神科実習のレポート提出を求めている学校があるかと思います!

    その中で、当ブログで紹介している【精神科看護学実習 精神科実習で踏まえたい精神医療の特殊性と看護の役割】について下記のリンクをご参照ください!





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    7.小児看護学実習の実習目標


    続いて、こちらの実習も特殊の科の1つである【小児看護学実習】について解説します!

    母性看護学実習とは違い、こちらは【問題思考型のアセスメント】と同様になりますが・・・

    小児看護学では主に児童・思春期などの患児を対象にした看護を展開していきます。

    ここで難しいのが、発達段階に応じたアセスメントや関わりを行う必要がある点になります。

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    小児看護学実習の実習目標はシラバスの内容は以下の通りになるかと思います

    学習目的・目標

    目的:
    健康障害をもつ子どもとその家族が健康障害と主体的に取り組み、最適なQOLを獲得するための看護や子どもと家族への関わりについて学ぶ。 
    目標: 
    1. 対象児の身体状態、治療内容について理解する。
    2. 対象児の成長・発達と養育環境を理解する。 
    3. 対象児とその家族の病気体験を理解する。 
    4. 対象児とその家族の話を傾聴し、受容的・共感的に関わる。 
    5. 対象児とその家族の心身の状態と児の成長・発達状態を考慮し、必要となる日常生活援助、子どもの成長発達をサポートする援助、ストレス緩和への援助、親子関係への介入、きょうだいへの援助、対症看護を行う。 
    6. 治療・検査・処置を受ける対象児およびその家族に必要な援助を行う。
    7. 対象児およびその家族が疾患や状態に必要なセルフケアが行えるように支援する。
    8. 他職種との連携、看護師の役割、メンバーシップ、リーダーシップについて理解する。
    9.自己の関わりを振り返り、看護者としての自分の姿勢や関わりを見つめ直す。


    参考リンク│石川県立看護大学 シラバス 小児看護学実習Ⅱ

    では、次に実習目標(行動目標)の説明になります、。

    小児看護学 │実習初日

    小児看護学実習目標【行動目標)

    1)病棟・病院オリエンテーションを受け、実習病院の設備や機能、特徴を理解することができる

    2)病棟で働いている医療スタッフの職種について理解することができる

    3)病棟の構造、環境について理解することができる

    4)入院患者さんにとっての病院や病棟の環境について考えることができる

    5)オリエンテーションで分からないことを積極的に質問し理解することができる

    6)入院されている患者さんがどのような入院生活をしていらっしゃるのか実際に観察し、コミュニケーションを図ることができる。


    どこの学校もいくら領域別実習だからといって、始めから患者の元に行って援助してこい、コミュニケーションしてこいとは指導されないかと思います。

    始めに、病棟オリエンテーション、病院オリエンテーション、患者様の看護学生さんが受け持てるか同意してくれるか?から始まるかと思います。  

    初日は患者様のために何かを行うというよりはオリエンテーションや情報収集メインとなる事が多いと思います。


    実習2日目の行動目標、実習目標の例です。

    小児看護学実習│実習目標(行動計画)

    1)患児ー家族と最初の挨拶を行い、患児−家族―学生間の関係作りを行う事ができる (初日に受け持ちがつくのか、2日目につくのかは各実習の担当教員に聞くようにしましょう!)

    2)前日情報収集した内容の不足した情報についてカルテより患者さんの疾患、現病歴、既往歴、血液データなどの入院経過を情報収集することができる

    3)疾患により日常生活(食事、排泄、清潔、ADL)の変化について入院前から入院後の変化について情報収集することができる

    4)入院から現在まで行われている医療・看護援助の実際を見学し、何故行われているのか考え明日の行動計画に反映することができる

    5)患児さんのバイタルサインの情報を正確に測定し、受け持ち看護師さんに報告することができる

    6)患者さんの身体的・精神的・社会的側面を情報収集・アセスメントし明日の行動計画に反映することができる


    2日目は初日でできなかったことについてあげましょう!

    実習3日目の行動目標、実習目標の例です。

    小児看護学実習(慢性期)│実習目標(行動目標)


    ここからはより具体的な患者さんの個別性に合わせた目標にします

    1)清潔援助(例えば入浴だったり、足浴だったり)を◯◯に留意し安全・安楽に行うことができ、援助を通してより個別性を見出し次回の援助に生かすことができる

    になります!


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    8.急性期(周手術期)看護学実習の実習目標


    続いて急性期│周手術期の看護実習について解説したいと思います!

    成人看護に分類されますが、他の実習と異なった点が多いので、より深く実習目標や留意点などについて解説していきたいと思います!

    この実習の特殊性や看護学生さんが難題へと直面する場面は・・・・

    受け持ち患者さんが【周手術期】にあると言えるでしょう。

    手術前・中・後と主に分けられますが、その病期に応じて行う観察や治療、看護が異なっています。

    今般、手術するからと言って長期入院される方は減少しています。遅くても2〜3週間程度で手術され退院されていきます。 

    ですので、母性看護学実習と並び看護展開が早く、病期も移り変わるので看護学生さんにとって登竜門の1つの実習と言えるでしょう!

    成人看護学実習│周手術期の実習目標はシラバスの内容について下記にて紹介します!


    周手術期実習目的

    急性期にある患者及び家族を理解し、健康回復・維持に向けて、患者の状態に応じて必要な知識・ 技術に基づいた看護実践能力や倫理的態度を養う。

    周手術期実習目標

    1)成人期にある患者の発達段階をとらえ、急性期における病態・治療・症状が患者の生活や心 理状態に及ぼす影響について理解することができる。

    2)急性の経過をたどる患者および家族に対して救命に必要な看護、苦痛の緩和、早期回復に向けての援助方法が理解できる。

    3)周術期にある患者に必要な看護計画を立案でき、患者の状態に応じた観察及び援助が行える。

    4)急性期における医療チームでの看護師の役割・責務を知り、他職種との協働・連携の必要性が理解できる。





    になります。 より実習目標が難しくなっている事がお分かりかと思います!

    周手術期の実習では、【事前学習】を基礎・基盤として持ち歩かないと観察やアセスメントが進みません。

    例えば、SBドレーンが術中・術後から挿入されている患者さんがいるとしましょう。

    術後何日目でドレーンバック内の排液が正常なのか異常なのかすぐに頭から出てきますか?

    現場の看護師は毎日、観察していますし、より専門性を高めて学習されているのでドレーン排液などについて実地指導者さんや受け持ち看護師さんが看護学生さんに質問し答えられないと鬼のように怒られます。

    何の周手術期に実習に行くのか先輩方などに聞いてみて実習へ行く前に必ず【事前学習】行いましょう!

    以下リンクで【事前学習】について解説しています!







    では、次に実習目標(行動目標)の説明になります。

    各領域別に病院がバラバラになりますので実習初日は基本的な内容を実習目標にしましょう

    成人看護学 周手術期│実習初日

    成人看護学(周手術期)実習目標(行動目標):行動目標(成人看護学(周手術期)実習目標)

    1)病棟オリエンテーションを受け病棟の特殊性について理解することができる。
    2)受け持ち患者さんの情報収集(身体・精神・社会面)を行う事ができ身体的・心理的・社会的側面から全体的に理解することができる。




    になります。  

    この科は特に看護の展開が早いです。

    実習2日目で手術室の実習などザラにあります。 

    ですので、よりコンパクトに・より素早く必要な情報を収集し翌日にはアセスメントし看護問題・看護診断を抽出します。

    これが出来ないと実習単位がもらえません! 

    2日目には必ずアセスメントし看護問題・看護診断を組み立てて先を見越した看護を行えるようにしましょう!

    アセスメントの方法が分からない方!  最後までサイトをご覧になってくださいね! 

    周手術期は展開が早く、一からアセスメント・看護問題・看護診断などのサイクル 

    看護展開していると徹夜でも間に合いませんよ! そのための標準看護計画があります!

    成人看護学 周手術期│実習2日目

    1)術前・術中・術後の観察や身体的変化・精神的変調の有無について観察・援助することができる。


    これだけです。 後は、全て看護問題・看護診断の目標になります。

    それでは、周術期実習を乗り越えるコツについて解説していきたいと思います!

    以下リンクで【周手術期の看護】について詳しく解説されています! 是非ご参考にしてください!










































    非常に大変な実習となります! 

    看護学生さんはしっかりと事前学習に励んでくださいね!

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    9.訪問看護学(在宅看護学)実習の実習目標






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    10.リハビリ病棟実習の実習目標







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    111.まとめ





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